- FXの利確はどこでしたらいいか分かりません。
- 5pips獲ったらもういいのか。。
- なんかまだ伸びそうだし100pipsいくまで放置しようか。
こんな感じで、無計画で常にエントリーしてから利確までドキドキしてるみたいな人はいます。
これは精神的にも良くないですし、長く続けられません。
利確は勉強会では「どーでもいー。」とのことですが、どーでもいーにしても、最初は一つのルールに絞ってやり続けないと勝ちを重ねられないと思うので、今日はオススメ利確ポイントについて紹介します。
トレードスタイルにもよるので、正解とかではなく参考にして、自分のトレードとの相性を探してみてもらえればと思います。
FXの利確の基準とは?オススメ利確ポイント
20pips撤退。何があろうと伸ばさない。勝ち逃げ。
どんなことがあっても20pips撤退。これをとにかく続けます。
もちろん20pipsという数字に意味はなく、20pips前に戻ってくることもあるので、その時は潔く切られるか、建値で逃げるか工夫しないといけません。
そもそもこの利確目標ということは、5分足でのエントリーになると思うので、5分足で入れる場所はスパスパこれで取っていきます。
ただエントリー回数は同時に増えるはずなので、それはリスクでもあります。
リスクを許容してそういうスタイルを続けていくのかは、自分のトレードと向き合って判断しないといけません。
中々、5分足のエントリー精度が上がらない人は他の方法をオススメします。合う合わないは必ずあると思うので。
フィボナッチエクスパンション161.8%
これも王道というか、目標値が遠かったりする時は。一旦の利確目標としては使い勝手いいです。
ただこれというのは、反応する時もあれば反応しない時ももちろんあるので、エントリーに使うよりも利確に使う方が精度は高いです。
一旦の利確ポイントとして使います。
あくまでも目安の一つであり、そこで反転するという期待はあまりしない方が得策です。
ただ基本はこれを1つのルールに設けて利確すると決めるなら、これ以外での判断はしないほうが最初はいいです。
じゃないと結局「あー、ここで決済しておけばよかった。」のたらればが必ず発生します。
これを使うなら、一生ここで利確する。を繰り返して、月にはいいくら?が重要なので、ここを気分で変えられちゃうと計算が狂います。
でも、人間てこういう平気で気分で変えるようなことする生きものです。
なので、ルールはルールで守らないとお金増えない体験をして、こっちの方が儲かるから、だから、これで利確しますの人になりましょう。
1時間足の前回上昇下降起点、節目。
この場所は高確率でレートが反応するポイントです。
利確・エントリーも両方起こりえる場所なので、事前に必ずチェックしておいた方がいい所です。
○○の何%とか○○のラインは、その○○を使っている人にしか見えていませんが、この場所はローソク足チャートでトレードをしている人は必ず見ているであろうポイントです。
もちろん抜けることもありますが、一旦の節目付近と考えて、利確するにはオススメのポイントです。
またそこの挙動を見て、逆にエントリーもできるので必ずチェックです。
デイトレーダーの場合は、1時間足の節目節目の幅で十分その日の利益は確保できると思います。
日足の高値安値(前日・直近含む)
気にする人は気にしますし、気にしない人はきにしないでもいいと思います。
ただ個人的にはキリバンとかよりも、こっちのほうが優勢度は高いです。どっちかしか当てにできないなら、まずこっちは確実に気にします。
ただこれに関しては、スイング気味のデイトレーダーとか、できる限りいい所でエントリーできたら伸ばしたい思考の人にオススメの利確ポイントです。
エクスパンションとか一律20pipsとか、そういう人は逆にトレードがブレる原因にもなりかねないので、混ぜこぜにせずに使った方がいいと思います。
日足の直近高安値、前日は見ます。それも実体なのかひげなのかとかも、自分ルール決めておいた方がいいと思います。基準とかそういうのないと、この時は実体でこの時はここまでなの~?あれあれ~?の謎トレードになります。
結局はエントリー回数は少なくしつつ、伸ばせる所は根こそぎ取りたいなら、こういう所は気にしないと「伸びてくれたらいいな?へへ。」みたいなトレードが続きます。
なので、これにするべきとかそういうのではなくて、月に15回20pips毎回の人になるのか、月10回で取れる時は100pips以上、相場状況によっては200pipsとか取りたいのかによるって感じです。
どっちもいいとこ取りはできる人はできると思いますけど、監視時間足も増えますし、パターンの数も増えます。そうすると混乱すると思うので、最初は推奨20pips×10~15で200pips取れるなら取るみたいなのが良い気がします。わかんないですけど」。人によるので、自分的に稼げる方にした方がいいです。
FXで利確ポイントを予め決めておけば取れるトレード実践
ポンド円の2021年3月半ばの相場です。
日足の環境認識
日足の環境認識です。
全体的には上昇トレンドでそれは見たらわかる話なのですが、直前はどうでしょうか。
この当日で目線は下にしておかないといけない相場環境でした。
で、この水平線の部分というのは事前に引いておくべき(裁量判断なので人による)ところまで、猶予がある場面です。
ここに到達せずに上昇するパターンももちろんありますが、ここまで逆に到達せずに上昇するとなると力が弱くなります。
そうすると波形的にその上昇を見送って次の切り返しで大きく落ちる展開も考えられる場面でした。
結果的には1波でズドンの形になりましたね。
ただ1時間足レベルで売れる形にならないと、日足では売りでも売れなくなる時もあるので、それはポイントの選定が必要です。
ただここのラインを抜ける抜けないは未来の事なので分からない状態で、ここまでは下降の形が出れば取れる確率が高い相場環境でした。
4時間足の環境認識
4時間足です。
日足とほぼ変わらず、どっちか自分が信頼できる時間足を背景に環境認識をして目線を固定するのが得策です。
この日は売り。それはテンプレートみたいなもんです。何故そうなのか?はどこを基準に考えているのかによって変わるので割愛します。
1時間足の環境認識
1時間足の環境認識です。
昨日は個人的には売りだったんですけど、リスクを取って22時台に入るかどうかの選択肢ですが、売るにして確定根拠が薄いので見送りになります。(試し売りはありか)
で、結局下降トレンドの兆しは出ましたが、上昇トレンド継続の形になり、この当日の朝から再度下降トレンドへ切り替わる。
で、絶好の時間で戻しは浅いですけど、理想形の所で売りですね。
最初から引いてあった水平線付近で利確。あとは小ロットだけ残しておいて、上昇トレンドに切り替わったら、その戻しで全決済みたいな形が良い場面だったと個人的には思います。
全体的にはもちろん買いなんですけど、ここの場面というのは買うにしてはめちゃくちゃ宙ぶらりんな位置にあり買うのが危険な場面です。
ただ宙ぶらりんでも上がる期待値が高い根拠が(ラインとかじゃなくて)あれば、いい形になれば入りますけど、それが形だけだと薄いので結局入れないという展開でしたね。
なので、目線下固定で売りたいけど売れなかった日が前日で、当日はやっと確定的な展開になり売り、目的地まで取る。の分かりやすい感じでした。
で、その後日の上昇も目的地まで到達しての転換の形なので、ここもいい感じでした。
この上昇も目的地まで到達したので継続か転換かは値動きを観察してシッカリと取りに行きたい所です。
無理に今の状態での売り売りするよりかはシッカリと確認して、再度下降が始まるならそれ取りに行きたいですね。
5分足の環境認識
5分足はトレンドラインを引いて入りましょう。
今日はこの辺でお疲れ様でした。