FXで勝てない、もしくは勝ちを継続できない。
FXで相場から退場してしまうのは、そこで努力を諦めてしまうからです。
FXで努力は無駄?
結論から言うと、FXは努力次第で勝てるようになると考えます。
しかも一時的なものではなく、継続的に勝てるようになります。
では“FXで勝てる”の基準をどこに置くのか?
例えば、毎月勝率100%で月間1000pips取れるようになる、年間15000pips以上獲得する、毎月10億円稼ぐ、というようなことがFXで勝てる基準であれば、ほとんどの人が努力をしても難しいかもしれません。
FXで食っていくということに焦点を当てると、月間200pipsを安定して獲得できるようになれば専業FXトレーダーになれます。
月間200pips獲得をFXで勝てる基準とすると、そこまで難易度は高くないと考えます。
私が所属しているFX勉強会では、これくらいの成績を残している人はごまんといます。
しかし、その頂に達するまでの努力の量は人それぞれです。
FXの才能がある人や学び方が上手な人であればあっというまに到達できるでしょうし、そうではない人は時間がかかるかもしれません。
FXで努力を続ける前にしておかなくてはいけないこと
- FXを教えてくれるトレーダーを見つけること
- 勝てるFX手法を手に入れること
- FXの学び方
努力をする前に、この3つを満たしておく必要があります。
FXで勝つための努力の方向性を間違えている場合がある
当たり前のことですが、努力の方向性を間違えると一生FXで勝つことはできません。
例えば“速く走れるようになりたい”という場合には、どのようなトレーニングを考えるでしょうか。
まさか腕立て伏せを一生懸命に続ける人はいないと思います。
腕立て伏せが全く意味がないとは言いませんが、それよりも優先的にやらなくてはいけないことを山ほど思いつくはずです。
それは「走るのが早くなるために何が必要か?」ということが分かっているからです。
FXで勝てない人というのは、“FXで勝てるように必要なこと”というのが分かりません。
何から手を付ければいいのかわかっていない場合があります。
もしくはFXの学習に取り組んでいたとしても、それが間違っていても気が付かない場合もあります。
“速く走れるようになりたい”という例では、大半の人が腕立て伏せをトレーニングとして選択することはないでしょう。
しかし、FXでは意味のないトレーニングに励んでいる場合が往々にしてあります。
または、全く再現性のないFX手法を掴まされて、その手法を使って何年分の過去チャート検証をしたりとか。
これ、とても恐ろしいことだと思いませんか。
1年、2年とFXで勝てるように努力をしてきた。
しかし、それは全く意味のない努力だった。
それが分かった時はとてつもない絶望感を感じるはずです。
そうならないためにも、FXで勝てるようになるために必要なことを教えてくれたり、間違いを修正してくれる先生は必要であると考えます。
最初は誰でも努力できるが、ほとんどが継続できない
FXで大金を稼ぐという夢を抱き、誰もが最初はウキウキでFXに挑戦します。
が、問題はFXが上手くいかなくなった時です。
大半の人が自分の思い描いたようにはいきません。
よくある成長曲線のグラフ。
成長過程の理想と現実にはギャップがあって、努力を続けていると現実が理想を超えるというグラフ。
この現実の曲線、このグラフのようにすんなりと上昇していくのでしょうか。
あー上手いこといってるなーと感じていても、突然上手くいかなくなり落ちていくように感じたことがありませんか?
もしくはピタッと成長が止まったように感じたこととか。
もちろんこのグラフのように成長する人もいるでしょう。
が、そんなに上手くいくかなー?と少し疑問です。
そういった経験も含めて成長なのかもしれませんが、落ちることやプラトーがあることを念頭に置いてFXの学習に取り組まないと、努力を継続することが難しくなります。
または成長と結果は別物として考えなくてはいけないのかもしれません。
感情のないロボットであれば、勝っても負けても、上手くいってもいかなくても関係なくいつまででも努力を続けられるでしょう。
しかし、我々FXトレーダーは人間です。
メンタル(笑)がバケモノみたいに強い人でも人間であることに変わりはないので、上手くいかない期間が長くなればなるほど心が疲弊していきます。
私はFXで大きな失敗をしたときや上手くいかないときが成長するチャンスだと考えています。
FXの神様が試してくるんですよね。
でも大半の人が「今やっていることが間違っているのではないか?」という不安から別のFX手法に乗り換えたり(ジプシー)、努力するのをやめ学習を休んでしまいます。
最悪の場合はFXを諦めてしまう場合も…。
FXは正しい努力を諦めずに続けることができれば、前述したような成績ぐらいであれば残せるようになります。
FXはレバレッジをかけることができるので、自分が自信をもってエントリーできるポイントが少なくても大金を稼ぐことができるようになります。
どれくらい続ければいいのかは人それぞれなので明言できません。
しかし、石の上にも三年ということわざの通り3年努力を続ければ見えてくるものが必ずあるということは断言できます。
だからFXの独学は怖い
独学の何が怖いって、自分の間違いに気づかないことにつきます。
間違いに気が付かないまま努力した先に行き着くところは、勝てるFXトレーダーではないですよね。
ここでいう独学の定義は、師匠(先生)に付くことなくFXの学習をしている状態を指します。
FXの教材やYouTubeを見て一人で学習している状態が代表的な例ですね。
FX勉強会に入会していても、先生や他の参加者と交流を持たなかったりアウトプットしていなければ、それは独学と同じ状態といえます。
自分で間違いに気が付くことって難しいですよ。
以前、私が師事している先生が配信している動画を見て勉強しています!(独学者)という方々の過去チャート分析を添削させていただいたことがあります。
まず最初に思ったことが、「先生が動画で言っていることと微妙に違うなー」ということです。
例えばチャートの設定であったり、トレンドラインの引き方などが微妙に違っているんです。
それでは当然チャート分析の結果も変わってきます。
その状態で何十、何百のチャート分析をしても、行き着く先は全く違うところになってしまいます。
その方々は決して「違うことをしてやろう」という気持ちでチャート分析したわけではないと思います。
チャート分析添削に応募してくる時点で、とても熱心な方々なはずです。
知らず知らずのうちに、先生が仰っていることとはズレたことをしてしまっていただけで。
この機会に先生に添削していただかなかったら、その方々は一生間違いに気が付かないままだったかもしれません。
また、私はFX勉強会に入会してFXを学んでいますが、同志の存在はとても大きいと感じています。
現在、FX勉強会はとても盛り上がっていて、特に2020年は飛躍の年だったように感じます。
入会して数ヵ月~1年でものすごい結果を残す人たちで溢れかえっている状態です。
そういった方々の存在というのは刺激にもなりますし、FXでの悩みも話し合うことで解決することもあります。
FXの悩みって、これが結構曲者で、同じFX手法を共有している方々だからこそ話し合う意味があります。
話し合ってみれば、「なるほど、この相場はこういう見方をすればよかったんだ」とか「同じような悩みをこうやって解決したのか」といったことを聞くことができるかもしれません。
実際に私は同志のお陰で問題を解決できたことがありました。
独学で努力していても結果が残せていない人は、FX勉強会や塾の門を叩いてみてもいいのかもしれませんね。