milkさんのFX勉強会。

学習者のFXブログ

週明けの窓埋めを狙ったFX手法は使っていません。勝てないから。

milkmilk
はじめはじめ
ぐっぴーぐっぴー
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約150pipsの窓が開いてスタート。

結局、"窓埋めすることなく"1週間が過ぎました。

この局面で、

「うわっ、窓が開いた!売るぞ売るぞ売るぞ…!」

と意気揚々と売って、週明け早々に華々しく散っていった人はいるはずです。

もしくはどうしようもなくなり、含み損を抱えて震えている人もいるかもしれません。

私は週明けにこのFXチャートを見て、

「短期的には買いかな。売るならもう少し先かもしれない。」

と考えていました。

実際に、FX勉強会にはこの局面で買って利益を上げていた人が多くいました。

FXの窓はそのうち埋まる。が、いつ埋まるかはわからない。

FX界隈でよくある窓埋め手法というのは、週明けに開いた窓がすぐに埋まることを狙った手法のことを指していると思います。

開いた窓はそのうち埋まります。

もちろん、窓がすぐに埋まることもあるでしょう。

しかし、今回のように窓を埋めることなく1週間が過ぎることもあるでしょう。

いつ窓が埋まるのかなんてことは、誰にもわからないですよね。

FXの神様にしかわかりません。

そのようなものに自分の大切なお金をかけられるでしょうか?

博打と変わらないですよね。

それでは"安定してFXで勝ち続ける"という夢は叶えることができないと考えます。

窓埋めを狙ったFX手法が悪いのではなく、何も考えていないことが良くない

窓埋めを狙ったFX手法自体が悪いと言っているのではありません。

そうではなく、単純に「窓が開いた」という事実だけを切り取って何も考えずに窓埋めを狙うことが良くないと言っています。

例えば、このような窓埋めを狙ったFX手法があったとします。

  • 週明けに20pips以上の窓が開けば、窓埋め方向にエントリー
  • 窓を埋めれば利確
  • 20pips以上逆行すれば損切り

このFX手法、100年分の過去チャートを検証しても、恐らく将来的にはFXで勝てるようにならないと思います。

それはなぜか?

上記のFX手法はチャートで窓が開いたという限局的な部分しか見ておらず、それまでの相場の流れを全く考慮していないからです。

基本的に、FXでは形式的な考え方は通用しません。

それは窓埋めを狙ったFX手法だけに限らず、FX全般に言えることです。

損切りを一律○○pipsに設定するとか、フィボナッチの○○に達したから○○とか、水平線・トレンドラインに達したから○○のようなことを指します。

そういったものはあくまでもチャート分析の補助を担うものであって、本質ではありません。

FXで勝てるようになるために必要なのは、値動きの意味を理解することです。

それが正確にできるようになればなるほどFXの勝率は上がっていきます。

単純に無駄なエントリーが減るし、勝てる自信があるポイントを絞ってエントリーできるようになるからです。

それまでの相場の流れを分析した上で窓埋めを狙ったFX手法であれば、当然話が変わってくる

FXという不確かなものでも、勝率100%という人がいます。

そのようなFXトレーダーは形式的に、且つ限局的に相場を見るようなことはせず、これまでの相場の流れを見て値動きの意味を考えています。

窓埋めを狙ったFX手法も同様です。

これまでの相場の流れを分析し、値動きの意味を理解して窓埋めを狙うのであれば問題ないと考えます。

そこさえ押さえておけば、「窓埋めを狙う局面」「窓埋めを狙わない局面」というのが明確になるはずだからです。

"窓埋め手法"という言葉だけを切り取って良し悪しを考えるのではなく、さらにその奥にある意味が重要です。

このように、窓埋めに限らず表面的なことの奥にある事柄について考えることは、FXでは重要な過程だと考えています。

先ほどの窓が開いた相場は「なぜ買いなのか?」

冒頭の約150pipsの窓が開いた相場は、なぜ売りではなく短期的には買いだと考えたのかを詳しく解説していきます。

4時間足

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現在の相場は、4時間足もよく見ておかなくてはいけない相場のように感じています。

赤い縦線の位置が、窓が開いたポイントです。

全体的には上昇の力が強い相場状況です。

しかし、直近(赤枠)は横ばいのような値動きになっています。

もしかすると"レンジ"なのかもしれません。

下限はよくわかりませんが、上限は「この付近に抵抗帯があるのだろうな」ということがわかります。

何度か上抜けを試していますが失敗に終わっており、直前で強めに下降して直近安値を下抜けてきましたが途中で止まりました。

ここで、なぜ下降が止まったのかを考えます。

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1つはトレンドラインが引けます。

均等に近い間隔でタッチしており、もしかするとこのトレンドラインが効いているのかもしれません。

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2つ目はフィボナッチリトレースメント(FR)の50.0ピッタリで反応していることがわかります。

FR50.0というのは他の38.2や61.8と比べると重要な数値ではありませんが、一応FR50.0ピッタリで反応しているという事実は知っておかなくてはいけません。

最後に、全体的には上昇の力が強いということは重要なポイントだと考えます。

これらのことから、週明けに150pipsの窓が開いたということは、何も不思議なことではないという判断ができます。

1時間足

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窓が開くまでは、売り目線で相場を見ていました。

直近の値動きを見ると、売りの力が強いことは一目瞭然ですよね。

窓が開くまでは、エリオット波動的にはエリオット第3波で下降してきているのだろうということが考えられます。

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1時間足レベルでどこまで下降するのかという予測は、フィボナッチエクスパンション(FE)を使うことができそうです。

もしかするとFE161.8くらいまでは下降するかも、という予測が立てられます。

ただ、一直線に下降していくことは考えにくいので、一旦どこかでは戻すことが考えられます。

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その戻しはどこを目指すのか?ということですが、

1つはトレンドラインが引けます。

これまでもトレンドラインに沿って下降してきているので、もしかすると反応して下降するかもしれません。

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しかし、上位時間足の環境認識に加え、かなり下げた先っぽであるということと下側にもトレンドラインが引けるので、トレンドラインに達したら売り、ではなく達してからどのような値動きになるかを見たいと考えていました。

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2つ目はフィボナッチリトレースメント(FR)が使えそうです。

エリオット第3波と思われる下降のFR38.2、もしくはFR61.8までの戻し方次第では売れるかもしれないと考えていました。

しかし、それらのシナリオが覆されるような値動きになってしまいました。

5分足

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窓はローソク足が無いですが、そこには多数の買い注文(もしくは売り注文)が入っています。

言い換えると、その方向に強い圧力がかかっている状態です。

今回の相場であれば150pips近い買いが入っているわけです。

仮にローソク足があったとして、そこまで強い買い注文があった直後に売りを考えるでしょうか?

しかも、上位時間足の環境認識では買いが入ってもおかしくないポイントでこの値動きです。

恐らく過半数の人が買いを選択すると思います。

窓という表面的なことだけに囚われると、このような当たり前のことが考えられなくなります。

それではFXで勝ち続けることは難しいですよね。

窓を埋めることなく横ばいの値動きが続いている。

しかも、トレンドラインも引ける。

いい感じの陽線が出たところで買えそうです。

欲張ることなく、直近高値付近で利確しておくのが望ましいと考えます。

それでも軽く30pipsくらいは獲得できます。