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「こんな時どうする?」効果のあるFXチャート分析のために必要な考え方

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私が所属しているFX勉強会推奨の学習方法「ケーススタディ(CS)」という学習法があります。

FX手法のルールに則って、過去チャートを分析する学習法です。

超効果的なFX学習法なのですが、漫然と取り組んでも効果は薄いです。

今回は、過去チャートを分析する上で大事な考え方の話。

「"臨場感"を持って分析する」FX過去チャートを分析する上で大事な考え方

自分が実際にチャートを見ていたらどう考えるのか?

FXの学習で過去チャートを分析する上では、とても大事なことだと考えています。

どれだけリアルタイムでのFXトレードをイメージして分析できるかどうか。

深く考えることができればできるほど、効果的な過去チャート分析をすることができます。

自分の都合通りに相場は動いてくれない

過去チャートはすでに出来上がっているので、どうしても自分の都合に合わせて考えてしまいがちです。

例えば「上昇、または下降の起点でエントリーできそう」とか「トレンドなのだから保有しっぱなし」とか、思い通りに勝つことを想像してしまいます。

でも、実際に思い通りにエントリーから利確まで完璧なFXトレードできることって、そんなにないですよね?(才能のある人は知らんけど)

勝ったFXトレードでも、何かしらの不満が残ることがほとんどです。

また、チャートを見ていれば必ずエントリーチャンスを掴めるのかと言えばそうではなく、見逃してしまうこともあるでしょうし。(才能のある人は知らんけど)

自分に都合よく考えるのではなくて、

実際に今の自分であれば、リアルタイムでチャートを観察している時に果たしてそこでエントリーできるのか?

先っぽで決済できるのか?

もしくは、もっと利益を伸ばすことができるのか?

といったような様々なことを、鮮明に想像しながら分析することが大事です。

効果のあるFX過去チャート分析をするためには、自分自身を知らなくてはいけない

臨場感を持って過去チャートを分析するためには、自分自身を知る必要があります。

性格や癖、得手不得手など。

それは一朝一夕に知ることができるものではなく、正しいFX手法で何十、何百とトレードをして振り返ることでようやくわかってきます。

もちろん、同じFX手法でも人によって変わってくるでしょうし、もしかすると1年前の自分とは違うかもしれません。

しかし、それは全く問題ありません。

FX手法のルールに則っていることは大前提ですが、裁量トレードであれば同じ相場を見ていても人によってチャートを見たときの感じ方や分析結果は変わってきます。

「こんな時どうする?」この考え方はFXでシナリオを立てる上でも有用

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2020年11月18日ポンド円5分足チャート。

このチャートをパッと見てどのように感じるでしょうか。

たったこれだけのチャート画像1枚でも、様々なことを考えることができます。

もちろん、それも人それぞれだと思います。

私であればこの局面でどのように考え分析するかということを紹介します。

目立つのはチャート真ん中の「バイーン⇒全戻し」という値動き

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まず、バイーンという値動き(上昇)について考えてみます。

ゆうに100pipsを超える上昇なので、もし根本で買えていたのであれば直近高値で利確していても50pipsは軽く獲得できます。

FX勉強会内には、実際に根元で買って100pipsくらい獲得していた人もいました。

FX手法のルールにも則っていますし、ここで買うのは問題はないと思います。

では、私が実際にこの局面を見ていたら買えていたのか?

恐らく私には、この上昇は取ることはできません。

買い目線ではあったのですが、想定していたよりも早く上昇しているからです。

1時間足を分析して、どこから上昇するのかを予測する

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赤い縦線の位置が5分足レベルの勢いのある上昇の根元です。

全体的には買いが優勢のように見えます。

f:id:hajime0707:20201118224153p:plainよくよく見て見ると、1時間足ではエリオット波動が数えられそうです。

現在地点は上昇エリオットの第4波から5波へ移行したかもしれない、と思われる局面ですね。

ここで「じゃあ、第5波狙いで買い!」と考えてしまうのは、まだ不安材料がいくつかあるので早いように思います。

この上昇エリオットの第4波、いったいどこまで下降するのでしょうか?

全体的に上昇エリオット波動の形にはなってはいるのですが、第4波の勢いが強いです。

エリオット波動の定義であれば、第2波と4波はジグザグの値動き(調整)になりやすいです。

しかし、今回の第4波の値動きを見るとガクンと下降してきています。

思いのほか下降の力が強いですよ、という証明になります。

直前は一旦止まったかのように見えるとはいえ、安易に買うのは難しいように思います。

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また、上昇エリオット波動の第4波は第1波高値で止まりやすいという特徴があります。

1波高値はもう少し下方なので、もしかするとそこまで下降するのではないかということも考えられます。

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ここで200MAを表示させてみます。

200MAまで微妙な距離がありますね。

この微妙な距離が気になります。

行くのか行かないのかどっちなんだい?という感じで。

第1波高値までは下降しなくても、200MAまで下降してから買いを考えたい局面です。

もう一度5分足を分析する

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上記のことを踏まえて見るだけで、全然違った印象になります。

5分足だけを見るとバイーンが気になりますが、上位時間足で簡単に環境認識をするだけで私にはこの上昇を取るのはちょっと難易度が高いということが分かります。

もちろんこの上昇を狙って取れる人もいるでしょうが、私は💩FXトレーダーです。

誰でも勝てるようなもっと簡単なポイントを狙っていきたいです。

もしかすると、マル印のポイントで買うのもFX手法のルール通りではあるのでありなのかもしれません。

買えば20~30pipsは軽く取れます。

しかし、上記の1時間足の環境認識に加え、バイーンが全戻しされている値動きを見て自信を持って買えるでしょうか?

やっぱり1時間足200MAまでのもうひと下げがあるのではないか?ということが頭をよぎるので、私はここでもまだ買えません。

逆に売りはどうなのか?

個人的にはさらに難易度が高いように思います。

1時間足では逆張りになる。

現在の位置は、上昇エリオットの第4波で先っぽ。

しかも、第5波へ移行するかもしれない局面。

直前は下げ止まったように見える。

チキン野郎なので、これだけでも恐ろしくて手が出せません…。

近い将来で気になるのは、1時間足の200MAですね。

上記の環境認識が前提にあって、さらに200MAまでいい感じで下降してきたら買えるかもしれない、という分析をすることができそうです。

さらに5分足を進めて分析する

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5分足のもう少し先を見てみます。

しばらくもみ合うような値動きが続いていましたが、突如グッと下降してきています。

これはよくある値動きですね。

抵抗帯となりうるものの直前でしばらくもみ合う⇒最後の力を振り絞り抵抗帯に到達⇒反発

今回も1時間足200MA直前でしばらくもみ合いが続いていましたが、最後の力を振り絞って200MAまで下降。

5分足だけをガン見していると、「うわっ、下がってきた…!」となるかもしれませんが、上位時間足ではほんのわずかな値動きです。

200MAに到達し止まったところで買うことができそうです。

目先の値動きに惑わされなければ誰でも取ることができるポイントです。

利確に関しては、この局面では粘らないほうがいいと考えます。

上位時間足では上昇エリオットの第5波を狙うFXトレードになります。

第5波は第3波とは違い、力強い上昇になるかどうかはわかりません。

大きく伸びる時もあれば、全く伸びない時もあります。

エントリー時はもう少し上まで上昇することを想定していたとしても、5分足直近高値付近で上げ止まったところでサッサと利確するのが望ましいです。