エリオット波動は後付け理論。
だからFXトレードでは使えない。
というのを聞いたことがあるから…。
偉い人が言っていたから…。
こういった嘘に騙されないようにしっかりと自分で使って勝てることを体感しましょう!
キーワードは「念じれば叶うこともある!」。
エリオット波動でFXに勝つための基礎
エリオット波動を使ってFXで勝つためにはしっかりと基礎を抑えて置く必要があります。
基礎といっても難しいことはひとつもありません。
アホな私でも先生から教わって理解出来たので安心してください。
履いてますよ…。
エリオット波動の基本
エリオット波動は超簡単。
FX相場の値動きの波に対して012345を数字をカウントするだけ。
それぞれの波には意味があります。
0波というのは起点、1波というのは起点からの突発的な値動き、2波は1波に対しての調整波でジグザグとして値動き、エリオット波動の中でも最も力強い値動きをする3波、4波は2波と同様に調整波でジグザグとした値動き、5波は推進波である程度力強い値動きながら3波の高安値付近で終わる時もあれば抜けて行くこともある。
4波の特徴としてもうひとつあるのが1波の高安値で止まることが多々あります。(絶対ではありません。)
エリオット波動でトレードをするのであれば、0~1波は突発的な値動きなので捉えてトレードするのは難しい。
2波と4波はトレンドに対して逆方向へのトレードでありジグザグとした値動きなので難しい。
トレードで狙うのであれば圧倒的に3波がおすすめ。
直線的で大きな値動きをするので大きな利益も期待出来ます。
5波もトレードで狙いやすい。
3波程力強い値動きにならずに大きな利益が期待出来るわけではありませんが、4波が1波の高安値で止まりやすいという性質上タイミングを取りやすいです。
以上がエリオット波動の基本。
簡単ですよね。
今後の流れが予測出来るエリオット波動
これは4時間足や1時間足などの上位足でのエリオット波動の話。
FXにはいくつかの時間足があります。
そしてFXで聖杯を探しているならMTFマルチタイムフレーム分析をすること。
MTF分析をする上で重要なのは上位足での相場の流れ。
この上位足で綺麗なエリオット波動に沿って推移しているとしたら?
エリオット波動の基本の通りに沿って今後のシナリオを立てて、シナリオ通りの値動きになったらトレードする。
綺麗なエリオット波動が上位足で出ているのにも関わらずエリオット波動は後付けだからと使わずにFX初心者でも立てやすい簡単で完璧なシナリオを捨てて何を参考にトレードするんでしょうか。
FXを自ら勝手に更に難しくしているというバカらしい事態になります。
エリオット波動は上位足での未来を簡単に予測する為に必要なツールです。
エントリータイミングの鉄板エリオット波動
5分足などの下位足でのエリオット波動の話。
完璧なエントリータイミングを教えてくれる鉄板。
これは結構沢山FX相場の中に出現します。
環境認識をしてシナリオを立てて、例えば上昇トレンドに置いて意味のある所から上昇してきて買いを狙いたい時にはもちろん押し目を待ちますよね。
この押し目で小さなエリオット波動が現れたとしたら絶好の押し目買いポイントが分かる。
エリオット波動は0~5波で形成されており、これがその時の相場の一連の流れになる為5波が終わった所が押し目買いのポイント。
その押し目の波がより分かりやすく綺麗なエリオット波動であればある程彩光のエントリータイミングになります。
エリオット波動の闇
実はエリオット波動は使えない時には全く使えない。
これは知っておくべき事です。
エリオット波動を使う際に意識するべきなのは波ですよね。
その波がもし分かりずらい値動きだとしたら?
エリオット波動は使わない。
無理やり何でもエリオット波動を適用させようとしない。
エリオット波動の基本では無くてトレードにおいて使えないのに重要視してしまい、その時のその他の大事な事を見逃して結果として損失になることがあります。
確信を持って綺麗な波の値動きになっている相場に対してのみエリオット波動は使いましょう。
また、それぞれの時間足におけるエリオット波動の起点というのはしっかりと考えた方がいいです。
1つのトレンドの中には1つのエリオット波動しか使いません。
トレンドの中に途中から0波が始まるようなエリオット波動は無いので、波の起点というのを常に意識しましょう。
あくまでFXで勝てる手法の一つが「エリオット波動」
いつでもどこでも何でもかんでもエリオット波動でFXで勝てますということはありません。
エリオット波動が使える時もあるし、使えない時もある。
じゃあエリオット波動はいらないじゃん!
という考え方は幼稚ですね。
何でも道具には使い時があるわけです。
紙を切りたい時に使うのはハサミですが、その時に糊を持ち出して紙を切ろうする人はいませんよね。
FXで勝つためにエリオット波動は必要ですが、それだけでは無く色々な勝てる手法を用いてその時々の相場に対処して行く。
FXエリオット波動で勝てる30pipsトレード
2020年10月6日ポンド円。
この日はエリオット波動がバッチリと当てはまりトレードをして30pips獲得しました。
その時の状況や私がどう思っていたのかを解説してみたいと思います。
環境認識
いつも通りに行きましょう。
お付き合いするならお友達から。
FXやるなら環境認識から。
4時間足
高値から直線的に戻しもほとんど無く強い下降。
かなり下まで下降しており、安値で何度か抑えられて現在は下降の戻しのような上昇が発生しています。
この上昇も4時間足で見ると結構強めに上昇して来ている。。
高値からのフィボナッチリトレースメントで見ると現在は38.2%に到達して反発しています。
下降の戻り目候補としては妥当な数値ではありますが、数値だけを見てじゃあここから戻り目として下降がまた始まりますということは無さそうです。
なぜならば直前は上昇中なので。
ということはまだ買いの方が有利なのかなという印象。
ただ、実際にFR38.2%で一度抑えられているので細かな値動きを確認した方が良さそうです。
1時間足
1時間足では上昇トレンド。
4時間足でのFR38.2%に水平線を当てています。
上昇した値動きが横這いっぽくなっているなかでFR38.2%付近から結構強めに下降が発生しました。
ただ上昇トレンドがこれで終わりかと言えばまだそんな値動きにも見えません。
そして下降から再度強めに上昇してきたと所が現在地となります。
この時点で考えられる事としてはまだ買いなんじゃないかなということぐらい、直前の値動きとして分かりずらいような形なので買いでトレードをするにしても注意して行う必要がありそうです。
シナリオ
5分足。
4時間足、1時間足での環境認識から目線は買いで固定していました。
なのでシナリオもとりあえず買いのみを考えます。
考えていたパターンは2つ。
現在地というのは上昇した先っぽで前回落ちたFR38.2%でもあるのでまず何も出来ません。
- FR38.2%を上抜けて行くなら小さな戻しで下げないのを確認して買い
- 押し目を待ってからの買い
なぜこのタイミングじゃないの?
5分足のその後です。
高値から下降してきて、浅い戻しから再度グッと上昇してFR38.2%を抜けてきました。
丸印の部分。
ここで買いでトレードされているFX勉強会参加者さんは沢山いらっしゃいました。
根拠を探すと高値からの下降FE161.8%付近であり、直前の値動きに上向きトレンドラインもある所です。
私のシナリオではFR38.2%という壁がすぐ上にある為、もう少し深い押し目からの買いで直前の下降はエリオット波動で見ると下降3波?のようにも見えます。
なので最低でもFE261.8%くらいまで下げて5波終了から下げないのを確認してからなのかなと思っていました。
なのでこのタイミングでは買いは出来ませんでした。
この判断については正しいか間違っているからは分からないので、週末の先生の解説を拝見した再度復習したいと思います。
待ちに待った押し目からのトレード
上昇してFR38.2は5分足レベルで上抜けして来ました。
こういった相場ではちょっと上に顔を出したからと言って安易に小さな戻しから買うとそのまま下にズドンと下げるような気もしたので、シナリオとしてFR38.2%を抜けた戻しから買うという事でしたが、下げないのを確認するということをしなければいけないなと思っていました。
押し目来い!押し目来い!と念じて待っていました。
そしてようやく表れたのが最高の小さなエリオット波動。
下降5波でも下げずに相場が大好きな3度目の正直が出た所での買い。
利確は上昇した先っぽなのである程度までということで30pipsで利確しました。
FX押し目待ちの最強はエリオット波動である
エリオット波動がエントリータイミングとして使える相場は沢山あります。
相場状況を加味して波のサイズ感を意識してエリオット波動を使用する。
いつでもどこでもエリオット波動ではありませんが、ひとつのパターンとして自分の引き出しにしまっておいていつでも出せるようにしておけばいいだけなので、ひとつの勝てるパターンとしては最強のエリオット波動。
押し目来い!と念じた甲斐がありました。
ただお祈りの様に何の根拠も無しに待っていたわけではありません。
なんだ~もう上昇しちゃったじゃん今日はチャンス逃しちゃったな~。
と諦めるのではなく、シナリオ通りに徹して相場を見る。
これも大事ですね。
実際に良いタイミングが来てくれましたから。
でももちろんそんな時ばかりではないので、そうなったらそうなったで次のチャンスを待てばいいだけ。
1週間で2回20pips~30pips取ればいい。
これで1か月200pips程度ですから。
FX相場の値動きも学習も焦らず諦めずに挑むのが大事ですね。
さあ今日もFXの学習頑張りましょう!