- 【FX1年目】恵まれた環境でFXの学習を始めることができた
- 【FX2年目】FXで資金半分!仕事が忙しくなりデイトレードが難しくなった
- 【FX3年目】FXでデイトレードからスイングトレードに挑戦することに
- 【現在】でも、それは間違いだったことに気が付く
【FX1年目】恵まれた環境でFXの学習を始めることができた
私が学んでいるFX手法の基本は、「1時間足と4時間足で環境認識をして、5分足で細かくタイミングを計ってエントリーするデイトレード」です。
私がFX勉強会に入会したのが3年ほど前。
その頃は比較的時間に余裕をもってFXに取り組めたので、チャートを監視する時間も十分に確保することができていました。
個人的に夜更かしをするのは苦手なので(遅くても22時には寝たい)、基本的にはチャートを監視するのは日中でシナリオは朝と昼の2回作成し、その他の日課としていたFXの学習は朝方に済ませていました。
平均して1日に5~6時間は余裕でチャートを監視できていました。
その頃の1ヵ月のトレード回数は15~20回。
1回のトレードで獲得するpipsは20~30pips程度。多くても50~60pipsだったと思います。
下手こいてマズいポイントでエントリーしてしばらく保有することはあっても、FXの先生の教えそのままにその日には完結するデイトレードのみをやっていました。
今思えば、超絶ホワイトの会社でした。
・自宅から近い
・労働時間は定時ピッタリ
・職場でのストレスフリー
・週休2.5日+祝日+α(これはヤバかった)
兼業FXトレーダーとしてはかなり恵まれた環境でFXの学習をすることができていたと思います(笑)
しかし、人生そんなに甘くない。
恵まれた(ぬるま湯のような)環境でいつまでもFXの学習を続けることはできないわけで・・・。
【FX2年目】FXで資金半分!仕事が忙しくなりデイトレードが難しくなった
FXを学び始めて2年目の4月に異動になり、現場から離れ法人本部(という名の動物園)で役員(という名のゴリラとかチンパン)の方々とご一緒にお仕事(笑)をさせていただくことになりました。
前回の職場とは一転、真っ黒な世界へ。
・自宅からクソ遠い
・定時?なにそれおいしいの?
・職場では常時ストレス(役員連中のマウントの取り合いに巻き込まれる毎日)
・休み?静かに仕事できるね(今日も休日出勤してきたよ白目)
異動になってから体中に原因不明のデキモノできるし。
仕事がクソ忙しくなるのはしょうがないのですが、問題はFXの学習に時間を充てることができなくなったことです。
日中はもちろん帰宅時間が遅くなったことに加え疲労感が半端なくて、慣れるまでしばらくは何も手に付きませんでした。
朝方は何とか動けたので、気合でできることは済ませて出社。
が、肝心のトレードはほとんどできなくなってしまいました。
FXトレーダーとして未熟ということもあったのですが、ガッツリとチャートを監視することができなくなったので数週間ノートレードという時期もありました。
デモトレードで資金2倍を達成しリアルトレードに移った時期と、異動になった時期がちょうど重なり、この頃にFXトレーダーとして一時的に調子を崩しました。
どうにかしてチャートを監視する時間を確保したい。
その思いから、スマホでなら何とかチャートを見ることができそうだったので、スマホでFXに挑戦。
最初はアプリを使ってやっていたのですが、もちろん安定して勝つことができず。
だいたい隙間時間にチラッとスマホ見たときにたまたまチャンス到来なんて、そうそう上手いこといくわけがないんですよ。
投資なのか博打なのかわからないようなトレードをただ単に繰り返すだけに。
資金を増やすどころか、あっという間に資金を半分くらいまで減らしてしまいました。
正直、仕事が邪魔でしょうがなかったです。
ようやくFXトレーダーとして何かを掴みかけていたと思った矢先、再び振り出しに戻されたような気がしていました。
しかし、今はFXトレーダーとしてはまだまだ未熟なので、仕事がなければ生きていけません。
このままフェードアウトするわけにはいかないので、この環境でどうすれば上手くFXと付き合えるかを考えることに。
【FX3年目】FXでデイトレードからスイングトレードに挑戦することに
現状を打破するために、いくつか試みました。
・複数通貨ペアを監視する
・ロットを上げる
・スイングトレードに挑戦する
3つ目の「スイングトレードに挑戦する」は当時の自分には合っていました。
トレードする時間足が違うというだけで、基本的にはFXの手法やルールは変わりません。
FXはトレンドに乗った順張りさえ心がけていれば、大きく負けることはありません。
大損をぶっこくときは、トレンドに逆らった逆張りをしたときがほとんどです。
相場の流れに乗ったトレードだけをやっていれば、下手なところでエントリーしてもしばらく保有していれば利益になります。
スイングトレードであれば5分足でのトレードと比べるとチャートを監視する時間は少なくても済むので、仕事が忙しくてもFXと付き合うことができるようになりました。
水をがぶ飲みしていることをアピールして、1時間に1回くらい便所に行ってスマホをチェックする。
それでも何とか対応できるようになりました。
もちろん、メリットだけではありません。
大きな利益を取れますが逆行した場合の含み損は5分足でのFXトレードと比べると大きくなりやすいですし、そもそも保有時間が長くなるのでストレスがかかります。
数日保有して建値になったときの虚無感ですよ(下手くそなだけ)。
スイングトレードに挑戦するようになってから調子を取り戻すことができ、巻き返してリアルトレードでも資金2倍を達成することができました。
【現在】でも、それは間違いだったことに気が付く
FX勉強会参加者の質は、全体的にどんどん上がっています。
入会から数ヵ月で月間1000pips以上獲得する人や月間勝率100%の人も出てきていますし、私なんかは後から入ってきた人にもあっという間に追い抜かれてしまっています。
しかし、そういった人たちから改めて気づかされたことがあります。
それは、「FXは少ないトレード回数でもお金を儲けることができる」ということです。
FX勉強会には「月数回のトレード回数で、多くのpipsを獲得できている人(しかも高勝率)」が大勢います。
月に5回程度のトレードで200pips以上獲得できている人も大勢います。
FXはロットを調整できるので、安定して月に200pips獲得できるようになれば専業FXトレーダーになれます。
月に1000pips獲得できるのも羨ましいですが、個人的には「できる限り少ないトレード回数で月に200pips」というトレードスタイルが理想です。
それもスイングトレードではなく、長くても1日で決着がつくデイトレードでそれを達成したいです。
そもそもスイングトレードに挑戦したのはなぜか?ということを突き詰めると、「トレード回数を増やしたいから、より多くのエントリーチャンスを掴みたいから」ということに他ならないわけです。
今思うと、「本当に時間がなかったからエントリーチャンスを掴めなかったのか?」という疑問が残ります。
エントリーチャンスを掴めなくても、その日の振り返りをきっちりサボらずに続けることで確実にFXトレーダーとしての力はつきます。
そして、チャートを監視する時間が短くても「ここぞ!」というエントリーポイントを掴めるようになります。
実際にFX勉強会参加者の方々が、それを証明してくれています。
私がリアルトレードでも資金2倍を達成できたのはスイングトレードに挑戦したからではななく、諦めずにFXの学習を続けた結果、FXトレーダーとしての力がついてきたから資金2倍を達成できたのではないかと思います。
実際に、異動になった当時と比較し、最近は短いチャート監視時間でもエントリーチャンスを掴めることが増えてきました。
デイトレードでも、週に1回くらいはどうにかエントリーチャンスを掴めそうです。
逆にこれ以上増えると、現在のチャート監視時間から考えると多すぎるような気もします。
何かを学ぶということは一筋縄ではいかないもので、紆余曲折を経てここまできました(素直じゃないだけ?)。
だからこそ飽きずにFXの学習を続けられているのかな?と思ったりもしています。