FXの先生がヅイッターでこのような投稿をされていました。
ちなみに、ここで言う「ドリル」というのはこちら。
この「ドリル」について考えさせられることがあったので、今回はそれを書きたいと思います。
- 何もやり遂げたことがないカス野郎がFXの学習を続けられた理由
- FXのおける「ドリル」に関して、勘違いというか難しく考えすぎていた
- FXにおける課題の本質に気が付くと、今までできなかったトレードができるようになる
何もやり遂げたことがないカス野郎がFXの学習を続けられた理由
私自身が3年間毎日FXの学習に取り組めた要因の一つとして、FXの学習をルーチン化できたことが挙げられます。
私は飽き性でこれまで何一つとしてやり遂げたことがないようなカス野郎です。
今までも何かを始めようと思い立ち、頑張って取り組んだことは多々あります。
最初は頑張って取り組めるんですが、その頑張りが続かないんです。
バカだから、当時はその原因なんて深く考えたことはありませんでした。
ただ、「自分は努力も続けられないカス野郎なんだな」で思考停止していました。
思い返すと、これがドリルだったのかな?と。
こういう失敗を繰り返していたので、FXに取り組むにあたって今までと同じように取り組んでも恐らく続かないということは分かっていました。
とりあえず時間を決めてFXの学習をしよう。⇒どの時間が暇かな?⇒毎朝コーヒーを飲みながらボケっとしている時間にFXの勉強をしよう。といった流れで特に深く考えることもなく、このように決めて取り組み始めました。
今だからこのように思いますが、私は自分のペースを乱されることに非常にストレスを感じる人間なのだと思います。
不器用だし気持ちの切り替えが下手くそなので、臨機応変に立ち回ることが難しいんです。
何かに取り組んでいても途中で邪魔が入るとそこで嫌になる。
それが続くとフェードアウト。
これまで続かなかったのは、それの繰り返しだったのだと思います。
FXの学習に取り組み始めた頃は、そこまで考えていませんでした。
根性とか努力といった類のもので解決したわけではなく「誰にも邪魔をされない時間=朝方にFXの勉強をする」奇跡的に自分の性格に合った方法でFXの学習を続けた結果、たまたま上手くいったというだけのことです(笑)
夜にも試してみたこともありますが、昼間に仕事やその他諸々のことでストレスが溜まり、どうも上手くいきませんでした。
この件はたまたま上手くいきましたが、ドリルを解決する瞬間というのはこのように何気ないことがキッカケになることも多いのかもしれません。
FXのおける「ドリル」に関して、勘違いというか難しく考えすぎていた
以前、FXにおけるドリルに関しての記事を書きました。
ここでのドリルは、直接FXに関わるわけではなく間接的にFXに影響を与えるものです。
上記のように、私は自分のペースを乱されることに非常にストレスを感じる人間なので、FXに取り組む時間はできるだけそういう状況になることは避けたいわけです。
FXの学習に当てようと思っている時間に邪魔が入ってしまうと、イライラしすぎて「その邪魔を片付けた後で」というような器用なことはできないので。
で、このドリル、振り返ってみるとずっと前から繰り返し訪れていました。
しかし「まあ、FXとは関係ないや」と、ほったらかしにしていました。
ところが最近訪れる頻度が増えてきて、FXにも支障を与えるようになってきました。
FXの学習は滞るし、イライラして冷静にチャート分析ができないし、またその状況にイライラして・・・の悪循環。
FXの神様が「サッサと解決しなさいよ」と言わんばかりに繰り返し訪れるんです。
その状況から物理的に逃れることも考えたんですが、それでは何の解決にもならないので解決に向けて取り組むことに。
しかし、色々考えてあれやこれやとやってはみるものの全く効果なし。
頑張って時間をかけて取り組めば解決できるのかなと思っていた矢先、ある人に相談してみたところ、それがあっという間に解決の糸口になることに。
簡単に説明すると、私がAと思っていたことはBだったというだけのことでした。
【まほうのかぎ】では【さいごのかぎ】で開けられる扉は開けることができないのと同じで、いくらAという事柄に対して躍起になっても前に進んでいなかったのは当然の結果でした。
そこからはトントン拍子に解決に向かうことに(笑)
ドリルの解決に関しては、その勘違いというか問題の本質に気が付けるかどうかがポイントになるということを実感した出来事でした。
ドリルの本質がズレていればいつまで経っても解決できないでしょうし、逆に本質さえわかればあっという間に解決できるものだということです。
ただ、自分だけではそこに気が付くのが少し難しいかもしれません。
人と話してみることで初めて気が付くこともあると思います。
私が所属しているFX勉強会には座談会があり、参加者同士話し合いができるのでそこで相談してみるのも一つの手です。
実際に私はそこで相談することで様々な意見を頂き解決できたことはたくさんあります。
FXにおける課題の本質に気が付くと、今までできなかったトレードができるようになる
山ほどFXの課題はありますが、その一つに「強いトレンドに乗っていけない」という課題があります。
特に下降トレンドが苦手です。
FXでトレンドに乗れないことは致命的なので、改善に向けて取り組んでいました。
そもそも、なぜトレンドが苦手なのか?
その一つに、値動きを蔑ろにしてフィボナッチリトレースメント(FR)やフィボナッチエクスパンション(FE)等のツールに振り回されている、ということが挙げられます。
トレンドでFR38.2までの戻しを待とう、と考えていても、トレンドが強ければ強いほどそこまで戻さずに上昇、もしくは下降していきます。
FRやFEの数値まで戻すころには上昇、もしくは下降の力が削がれている頃なので、大きな利益を得られず終わってしまうことが多々ありました。
特に下降トレンドはトレンドが強ければ強いほどガタガタっと下降していくことが多いので、ツールばかりを見て付いていけないことが大半でした。
例えば直近のポンド円。
1時間足は強い下降トレンドです。
「頭と尻尾はくれてやれ」で、真ん中の美味しい部分を取りたいですよね。
ただ、この部分を取ろうと思うと、1時間足レベルのFRやFEの数値までの戻しを待っていてはダメなんです。
例えば200MAやFR38.2までの戻しなく下降しているので、値動きに付いていけずに終わってしまいます。
下降の力が強い時はこのような値動きになりやすいです。
こういう相場であれば、5分足の値動きを見ることが重要になります。
5分足もよくある値動きですね。
全く上昇できずにしばらく横ばいが続く値動き。
上昇するのであれば、ここまで長い横ばいではなくもう少し戻してくるはずです。
私はちょっと早かったですが、直近高値を更新できず200MAで抑えられて下がってきたところで売りました(左の矢印)。
もっといいエントリーポイントは右の矢印のポイントです。
やや強めの上昇で上を試して失敗、再度上を試すも失敗して下がってきたところでの売りが最高ですね。
ここでエントリーできれば100~200pipsの利益を上げることができそうです。
実際にこのポイントでエントリーして数百pipsの利益を上げていた方が何名かいらっしゃいました。
私も数百pipsというわけにはいきませんでしたが、4時間足200MAまで保有して100pipsくらいは取ることができました。
FX学び始めの頃と比べると、「トレンドが苦手」という課題も克服出来てきたように思います。
それに伴い、以前はできなかった大きな利益を上げるトレードもできるようになってきました。
一足飛びに成長するのは難しいですが、少しずつは前に進んでいるのかなと感じています。