FXのトレードに使う移動平均線を何となく表示させてる人はたくさんいます。
まるで使い方を分かってないのに、
色とりどりの移動平均線を何本も表示させて、「トレーダー感」はめっちゃあるように見せかけてるみたいな人。
大体そういうチャート画面を使う人達はトレードの内容に中身がありません。(詐〇師の可能性大)
今日は私がプロに教えてもらっているトレードで勝てる稼げる移動平均線の使い方について解説します。
そんな何本も複数の移動平均線の話は一切しません。
200MA(単純移動平均線)これだけの話をします!
なので、超初心者でも必ず理解できます。というよりも分かりやすく説明します。
200MAを正しく使えば、FXで生活費くらいはすぐに稼げるようになりますよ!
移動平均線・200MAの使い方を分かりやすく初心者向けに徹底解説
全時間足に共通する移動平均線・200MAの使い方
200MAは傾きがある方が反応しやすいです。
上記の画像のように上昇トレンドの場合はこんな感じで。(トレンド方向に反応します)
基本的には200MAが水平の場合は、レートがその場所で反応すると期待しない方がいいです。
- 傾きがあると反応しやすい。
- 水平だとあまり意味がない。
この2つくらいが全時間足の共通認識です。
4時間足の移動平均線・200MAの使い方
4時間足の200MAは基本的に、環境認識以外ではあまり使用しません。
1時間足レベルが何度か止められている時にはトレードの判断材料にもなるのですが、
5分足レベルの時間足にこの200MAを落とし込むと範囲が広くトレードをそれ自体ですることというのは不可能に近いからです。
上記の画像では反応してるっぽいし売れそうな感じですが、5分足でこの場所を拡大すると
こんな感じになります。
なので、例えば「200MAファーストタッチで売りたい。」って思っても、どこが最初にタッチしたかも判断が難しいですし、結果的に逆行して損切しないといけなくなるのであてになりません。
詳しくは先生の動画を下記に添付しましたのでご覧ください。
1時間足の移動平均線・200MAの使い方
一番簡単なのは200MAファーストタッチで買って、20pipsだけ抜くというトレードです。(売りの場合はこの逆)
上昇トレンドなら、その波の押し目となる部分の最初のタッチで買うだけです。
20pips以上伸ばせるかどうかは環境認識次第ですが、基本的には20pips取って終了くらいのモノと認識しておきましょう。
あとは基本的には値動きと絡めて環境認識をしてトレードするモノとして使います。
- 大きな上昇の前は200MAに乗っかるような値動きや、
- 大きな下降の前は200MAに抑えられるような値動き、
などがよくあります。
上記のような画像の値動きはよくあるので、過去チャートなどを探して色々検証してみてください。
そこに触ったからすぐに何かしようではなく、こういった値動きを絡めて環境認識をして自然と相場の流れに乗るトレードの方が負けにくく長続きします。
200MAだけでトレードするスタイルは、ビギナー中のビギナーの技なので早めに卒業しましょう。(両方やれるならベスト。)
5分足の移動平均線・200MAの使い方
5分足の200MAは上位足の環境認識に沿って基本的に使います。
しかし、タッチで何かするとかではあまり使用しない方がいいです。
ピッタリ反応することももちろんありますが、毎回ではないので癖になると変な負け癖が付きます。
基本的にはシッカリと値動きを確認して、トレンド方向に行きそうな形を形成したらトレードするために使うのがベストです。
それはまた後に実際のトレードをご紹介する時に説明します。
移動平均線・200MAを使った具体的なトレード方法
それでは実際に200MAを絡めたトレード方法をご紹介します。
2020年6月2週目の相場になります。
4時間足の環境認識
4時間足の直前の値動きは誰もが分かる強い上昇トレンドですね。
全体で1000pips近い上昇幅なのでかなり強い上昇トレンドです。
もちろんこういった状況での「売り」という選択肢はすぐにはありえません。
しかし参考にあてているフィボナッチエクスパンションの261.8%でレートが長い上髭を付けて反応しています。
ちょっとこの上昇がどうなるのか雲行きが怪しくなった感じがあります。
しかし、まだ目線はもちろん買いです。
4時間足だけでは何も判断ができません。
次に1時間足の環境認識です。
1時間足の環境認識
こちらも4時間同様に強い上昇トレンドだと一目で分かりますね。
200MAに沿って上昇していますが、1時間の200MAは何かにまだ使えそうな場所にはレートがいませんね。
4時間と同じく上昇のFE261.8%に到達し一旦値動きが停滞しているのが分かります。
しかし、基本的にはこの上昇がすぐに下降に切り替わるわけではないので確認が必要です。
あとこの場面でもし売りを仕掛ける場合は、完全なる逆張りなので色々と考慮しなければいけない問題がいくつかあります。
- 利確幅は基本直線で取るとか、
- 上がらないのを確認してなるべく右側でとか、
とりあえず売るにしても危険は危険な場所ですが、
- 上昇のFE261.8%に到達していること(上がった先っぽ)
- 直前で値動きが停滞していること(高値更新できない)
など諸々考慮して5分足で売れる場面があれば、売りたくはあります。
しかし、これだけの上昇なのでまだ1時間足を見ても半信半疑です。
最後に5分足の環境認識です。
5分足の環境認識
5分足で見るとてっぺんの状況が分かりやすい相場ですね。
明らかに強い上昇でその戻しで、また高値を試しに来る値動きがあったのですが、更新できずに下げてきました。
ここで「あれ?」って思う人にならないといけません。
ただまだ、これだけでは完全に売りと断定はできません。
今日勉強した200MAがあります。その200MAを下に割ってきて何度も再度上に行こうと試す値動きがあったのですが、上値が完全に抑えられています。
ここでは売りは完全なる逆張りなのですが、確認に確認を重ねた右側で売るのはありです。
もっと言えば、なるべく右側、直前安値抜けの陰線で入ると安全です。
逆張りなので直線で20pipsくらいとって終了です。
上位足では買い有利の相場ですが、こういったトレードもできます。
基本的には上がった先のトレードなので、
- 何もしない(静観)か、
- 安全な逆張り(できる人は)
という選択肢になります。
無理にやる必要もない相場ですが、やりたければこの売りは比較的安全に環境認識ができていれば割と簡単に取れる所だと思いました。
大事な事だけまとめ
200MAについておさらいです。
- 4時間足の200MAファーストタッチとかで売らない。
- 傾きがない200MAは抵抗帯になると思わない方がいい。
- 1時間足の傾きがあるトレンド方向の200MAのファーストタッチは効きやすい。
- 5分足は200MAで何かするなら基本確認が必要。タッチとかはギャンブル。
- 基本的には200MAと値動きを絡めて自然と流れに乗れるトレードスタイルを目指す。
以上が移動平均線・200MAについてのまとめになります。
全てが200MAだけで相場を読み解くことはできないので、色々な分析ツール(リトレースメントやエクスパンションなど)を併用して使って、その相場で最も安全な選択肢を冷静な判断で取れるようになりましょう。
今日もここまで勉強お疲れ様でした。