「FXで簡単に1日20pips獲得できる手法を教えます!」
FXで勝てていない人は、このような甘い言葉に騙されて毎日20pipsをコンスタントに取ろうとするのはやめたほうがいいです。
大半の人が1日20pips獲得するどころか損失を重ねることになったり、一時的に勝てても継続することができないからです。
逆にFXは、1日20pipsを目指さなくても十分に金持ちになれるチャンスはあります。
今回は、「FXで1日20pips獲得を目指すのはやめたほうがいい3つの理由」と「FXで勝てていない人が取るべきスタンス」を紹介します。
FXで1日20pips獲得を目指すのはやめたほうがいい3つの理由
①FXで1日20pips獲得を目指すと「正常な判断ができなくなる」
まず1つ目が、FXで勝てていない人が1日20pips獲得を目指すと正常な判断ができなくなることが挙げられます。
FXの相場というのは、簡単な相場と難しい相場が交互に訪れます。
FXは、簡単な相場だけ手を出して難しい相場は見送るから利益が残ります。
しかし、FXで1日20pips獲得を目指してしまうと、難しい相場状況でも手を出さなくてはいけなくなります。
世の中にはどんな相場状況であろうと毎日コンスタントに利益を残し続けられる人がいるかもしれませんが、そのような才能のある人はごくごくわずかです。
間違っても現時点でFXで勝てていない人は、そちら側の人ではありません。
FXで勝てていない人がFXで1日20pips獲得を目指すと、冷静に相場を分析することができなくなります。
私が学んでいるFX手法は、まず上位時間足で大局的に相場を分析し、根拠のあるポイントに差し掛かったところで下位時間足に切り替えて細かくエントリータイミングを計ります。
しかし、FXで1日20pips獲得を目指してしまうと、上位時間足の分析が疎かになり下位時間足の目先の値動きに惑わされてしまいがちになります。
そうなると勝ったり負けたりを繰り返すだけの博打になり、利益を残そうと無駄なトレードを繰り返すようになります。
いわゆるポジポジ病ですね。
往復ビンタをくらったり、ナンピンナンピンナンピンナンピンで口座破綻・・・。
このように、FXで勝てていない人がFXで1日20pips獲得したい!という欲に駆られた状態で相場に臨んでも、まともなチャート分析ができず大損を出すことは必至です。
②勝てるFXトレーダーでも、全ての相場を予測できるわけではない
2つ目に、FXで1日20pips獲得を目指すということは、高勝率FXトレーダーとはまったく違うことをすることになります。
FXで勝ちたいのであれば、すでにFXで勝てているトレーダーのやり方をそっくりそのまま真似すればいい。
FX勉強会に在籍している『高勝率FXトレーダー』は、FXで1日20pips獲得を目指してトレードはしていません。
自分がわかる相場だけを狙ってFXトレードをしています。
1週間に2~3回、少なければ1週間ノートレードの週もあります。
私のFXの先生も高勝率FXトレーダーです。
昨年からは、徹底的にFXトレードを厳選し年間勝率100%を達成されました。
もちろん今年も100%を継続されています。
トレード回数は、多い月で3回/月で全くトレードしない月もあるそうです。
それでも年間数千万円稼がれています。
実際に勝てているFXトレーダーでも、全ての相場を予測できるわけではありません。
わかる相場、わからない相場が明確なので、手当り次第にトレードするということがありません。
FXの先生も、「自分がわかる相場だけ勝負するから勝てる、利益が残る」と仰っています。
逆に、勝てているFXトレーダーでも1日20pips獲得を目指してしまうと、いらない損失を出してしまう時が必ず来ます。
自分がわかる相場だけを絞ってFXトレードをするから、勝率が高くなり利益が残っているわけです。
私はFXの才能がない凡人以下の人間なので人より大分時間がかかりましたが、それでも少しずつFXで勝てるようになってきました。
昨年は、FXで「デモトレードで資金2倍≒1000pips獲得トレーニング」を達成し、さらに「リアルトレードで資金2倍」も達成しました。
これは「FXで1日20pips獲得する」ことを目指すのではなく、「簡単な相場(わかる相場)だけトレードする」ということを意識した結果です。
私だけでなくFX勉強会の中には、少ないトレード回数で、高勝率で、且つ多くのpipsを獲得できている人が多くいます。
そのような人は、簡単な相場状況になった時だけトレードするからFXで良い成績を残せています。
③FXで高勝率で勝てるエントリーポイントは多くない
3つ目の理由は、FXで高勝率で勝てるエントリーポイントは多くないということが挙げられます。
FXの醍醐味は、レバレッジをかけられることです。
だから、元手が少なくてエントリー回数が少なくても大金持ちになれるチャンスがあります。
ただ、レバレッジをかけるということは、当然リスクも高くなるということ。
勝てるかどうかわからないFXトレードはしたくありません。
私が学んでいるFX手法は、1日のエントリーポイントが多くて5ヵ所、相場状況が悪いときはエントリーポイントがない日もあります(滅多にないですが)。
それだけ?と思うかもしれませんが、高確率で勝てるエントリーポイントだからもみ合いや逆行することなく大きな利益を取れるチャンスがあります。
少ないエントリー回数でもFX勉強会内には月間数百pips獲得できる人は多くいますし、中には月間500pipsや1000pips獲得する人もいます。
しかも、エントリーポイントが厳選されているので高勝率です。
月間勝率100%で数百pips獲得できている人もけっこういます。
この事実が、1日に何十もFXトレードをしなくても利益を出せるという証明になっています。
FXで勝てていない人が取るべきスタンス
最後に、FXで勝てていない人が本当に取るべきトレードスタンスを紹介します。
前提条件として「独学でやっていて、勝てるFX手法を持っていない」という人は論外なので、まずはどこかのFX勉強会に入会するなりして勝てるFX手法を手に入れてください。
FXは、素直に相場の流れに乗ったトレードさえしていれば大きく負けることがありません。
上昇トレンドであれば押し目からの買い、下降トレンドであれば戻り目からの売りといったFXトレードの基本中の基本をやる、ということです。
下手に逆張りとかナンピンとか、そういったことはやりません。
また、学んでいるFX手法が再現性のあるものならば、必ず必勝パターンがあるはずです。
FX勉強会参加者が挙ってエントリーするようなポイントですね。
FX初心者のうちは「FXで1日20pips獲得する」というスタンスではなく、そういった高確率で勝てるポイントだけを狙っていく。
誰でも勝てるくらいエントリー根拠が揃った必勝パターンというのは日に何度も訪れるものではなく、週に1度、もしくは数週間訪れないかもしれません。
けれど、それでいいんです。
繰り返しますが、FXはレバレッジがかけられます。
高確率で勝てるポイントだけを狙えるようになれば、エントリー回数が少なくても爆発的にお金を増やしていけます。
地道にFXの学習を続けていると、自分の中で鉄板エントリーパターンというのができあがります。
そうなれば必然的にFXトレードの回数も増えていきます。
FXで勝てていない人は、
- トレンドに乗ることを意識する(相場の流れに逆らわない)。
- FXトレードの回数が少なくなってもいいから、高確率で勝てるポイントだけを狙う。
これらから始めることで、FXで勝てる確率がグッと上がるはずです。