誰にでも出来る嘘みたいなFXで勝てる手法が知りたい。
初心者トレーダーの誰しもが考える事。
有るわけねぇーだろそんなもん!
と思うじゃないですか。
でもあるんですよシンプルなFX手法が。
何個も何個も組み合わせて使うわけじゃなくて使うのはたった一つだけです。
今回はそれをお話します。
キーワードは「嘘だと思うならやってみな!」。
シンプルFX手法で使うたった一つ
シンプルなFX手法で誰にでも出来て一つしか使わない。
では何を使うのか。
それは「フィボナッチリトレースメント」。
FX勉強会ではお馴染みのやつ。
なんだまたそれかよ!と思うかもしれません。
そんなあなたの為に、今回は後程の相場解説をフィボナッチリトレースメントのみで挑戦します。
とはいえまずはフィボナッチリトレースメントについておさらいして行きましょう。
シンプル手法:「フィボナッチリトレースメント」とは
FXトレードの王道は押し戻しからのトレンドフォロー。
トレンドフォローをするという事までは比較的簡単。
ただ押し戻しからというのが問題。
どこが押し目戻り目になるかなんていうのは実際の所誰にも分からない。
ただFX相場にはある程度法則性のようなものがあってだいたいいつも同じような押し目戻り目から相場が動く。
もちろんそうでは無い時も多々ありますが。
その押し戻しを計るためのFXツールがフィボナッチリトレースメント。
FXで多くのトレーダーが使っている水平線やトレンドラインというのはトレーダーによって使い方が異なるので、大多数が同じというわけにはいかない。
でもフィボナッチリトレースメントは大多数の人が同じように使っている。
だから相場に作用する。
だからトレード根拠において信用性がある。
シンプル手法:設定と数値
フィボナッチリトレースメントしか使わなくても設置や数値に特別な何かがあるんじゃないの!?
それは無いですし、誰にでも無料で使えます。
設定は簡単。
数値は2つ。
まずは設定から行きましょう。
MT4(メタトレーダー4)をダウンロードしてインストールする。
そうしたらツールバーにフィボナッチリトレースメントを常に表示させるようにして、左クリック。
チャート上で再度左クリックしてクリックしたまま上下どちらでも良いので伸ばす。
そうすると下の画像の左端四角枠のような感じで表示されます。
そうしたら点線が選択されているのを確認して、点線上で右クリックをしてプロパティを開きます。
設定する部分は上のツールバーのフィボナッチ・レベルの所。
使う数値は2つのみです。
お馴染みの「38.2%」と「61.8%」。
下の画像の様に設定してください。
説明の所にある「%$」はその時の設置数値でのレートが表示されるので何かと便利です。
設定と数値はこれでおしまい。
誰にでも今日からすぐに使えます。
シンプル手法:使い方
使い方もシンプル。
下降したら下降した波の高値から安値にフィボナッチリトレースメントを当てます。
上昇であれば逆。
その波に対してどれくらい戻したのかを見ます。
そしてFR38.2%なのかFR61.8%なのか分かりませんが、そこまで戻した時の値動きを見る。
下降であればそこで上昇出来ないのであれば戻り目なので、止まったことを確認して売る。
上昇であれば逆。
たったこれだけ。
シンプル手法より大事な物
今回ご紹介しているフィボナッチリトレースメントはもちろんFXの手法としてはとても重要なんですが、それ以上に大事な物は値動き。
値動きに合わせてフィボナッチリトレースメントでどうなるのかを見る。
あくまで数値はだたの数値なので、そこまでの経緯や流れなどを考慮しなければいけません。
これだけはFXで勝つために避けることが出来ない必須事項。
決してフィボナッチリトレースメントの数値が有るからトレードしますというのはやめましょう。
それではいつまで経っても素人を脱することは出来ませんよ。
シンプル手法によるFX相場解説
さあ実際の相場でシンプル手法を解説して行きます。
2020年10月15日ポンド円。
環境認識
シンプル手法でもこれは絶対。
告白するならお友達から。
FXやるなら環境認識から。
4時間足
このチャートを見て難しく考える必要はありません。
どう見ても気になるのは直近の強い下降ですよね。
だとしたらまず考えるのはFXトレードの王道である戻しを待って売ること。
ではどこが戻り目のポイントになるのかを考えたいのでフィボナッチリトレースメントを使います。
そうすると安値からの上昇はFR38.2%を上抜けていますが、FR61.8%までは届かずになんか高値から若干強めに下降していることが分かります。。
この戻り目のポイントを掴むのはFRとしては難しいのかもしれませんが、事実としては戻り目っぽい所から強めに下降しているということ。
戻り目天辺からの売りは難しかったけども売りを考えて売れる所で売っていきたいですね。
1時間足
1時間足では上昇トレンドっぽい値動きですね。
ただ高値に向かって徐々に高値の切り上げがショボくなって、最後は3度目の正直でも上昇出来ずに強く下げて来ています。
上昇の相場なので押し目から再度上昇していますが、何か高値まで届かずに止まっているようにも見えます。
直前の急下降を考慮すると戻り売りをしても良さそうな相場でもあるので、押し目買いと戻り売りが混合しそうな局面。
実際に直前の下降も上昇も直線的で強そうですしね。
とりあえず安値から上昇しているのでフィボナッチリトレースメントを使ってみます。
そうすると高値からの下降はFR38.2%という押し目として意味のある所から上昇しているということが分かります。
上昇したらどうするんでしたっけ?
押し目からの買いを考えるんですよね。
だとすると現在地は上昇した先っぽなので買うにしても不利な位置ですよね。
では次に高値からの明確な強い下降にフィボナッチリトレースメントを使います。
そうすると安値から下降FR61.8%付近まで一気に上昇して、FR61.8%を若干抜けてしまっています。
下降の戻り売りポイントとしては良い位置ではあるんですが、それまでの値動きが急すぎる。
数値だけ見て戻り売りポイントだからと売るという行為は良くない。
戻り売りポイントまで一気に上昇しているので買いが強いということなので、そのまま上昇して行ってしまうことも十分に考えられます。
ただその後は何か値動きがFR61.8%で止まってきている。
全体的な上昇の押し目から上昇した先で買うのは難しいが直前の下降に対しての戻り売りポイントで値動きが停滞してきている。
ということは5分足で本当に上昇出来ない値動きなら売っていけそうな気がしませんか。
5分足
直前はどうみても強い上昇。
上昇ということは押し目買いをしたいと考えますよね。
で押し目から実際に上昇はしていますが、何か高値まで行かずに停滞していることは分かります。
では次に安値からの上昇にフィボナッチリトレースメントを使います。
そうするとさっきの押し目からの上昇というのはFR38.2%という押し目として意味のある所から上昇している。
でも高値を超えて行くような上昇をしていない。
ということは押し目からの上昇が失敗しているんじゃないかと考えられそうです。
じゃあ高値からの下降に対してフィボナッチリトレースメントを使うとどうなるか。
押し目からの上昇は一度強めにFR68%まで上昇しますが、再度戻されて再上昇しますがやっぱりFR61.8%を超えられない。
そしていつもの3度目の正直でも上昇出来ていない。
ということは?
上位足の環境認識から直前の強い下降に沿ってFR61.8%で収まったという事が明確なので戻り売りで売ってみればいいんじゃないでしょうか。
では利確はどこにしましょう。
これも今回は当然フィボナッチリトレースメント。
上昇した押し目FR38.2%から上昇出来ずに下降するとしたら次はどこですか?
それは当然61.8%ですよね。
そこまで保有すれば良い。
レートもそこで実際に反応していますしね。
このトレードだと70pips程度の利益になります。
フィボナッチリトレースメントだけを使って70pipsですよ!
恐ろしい。
素晴らしい。
シンプル手法はFXのトレーニングでもある
フィボナッチリトレースメントだけでもFX相場で十分に立ち向かって行けることは分かって頂けたと思います。
あとはやってみるのみ。
そして今回フィボナッチリトレースメントだけを使って相場解説しましたが、そこで気付いたことがあります。
これは値動きの意味を考える良いトレーニングになるんじゃないかということ。
あれがこうなってこうだからこうだよね。
ということはこういうことなんじゃないか。
とブツブツFX相場に向かって独り言を言う。
他所から見たら気持ち悪いかもしれませんが…。
勝てない内はあれこれと色々なツールが入ってくるとそこに余計な思考が入ってきたり、良い勝てる手法もすべて上手く消化出来ないまま使ってしまったり。
不器用な人であれば尚の事。
正に私のようなアホな人間にはとても分かりやすく良い勉強になるトレーニング方法。
しかも!
これに加えて他の勝てる手法が使えるようになれば…。
もうワクワクが止まりませんね。
地味で何が悪い。
不器用で何が悪い。
地道にコツコツと足元を固めれば誰であっても何も問題ありません。
嘘だと思うならまずはやってみましょう。
さあ今日もFXの学習頑張りましょうね!