- FXでトレード計画を真剣に立てても勝てません。
- 毎日毎日たくさん考えてやってるのに。。
- どうしてだろう。。
こういう悲惨な人は結構います。
勝てるトレード計画(シナリオ)と勝てないトレード計画の違いってごちゃごちゃ考えすぎないことだと思います。結論言うと。
複雑な相場をもっと自分の頭の中で余計にぐちゃぐちゃにして結局訳が分からなくなってるみたいな感じです。
なので極力シンプルにトレード計画は立てるのがいいです。
シンプルって言ってじゃあ押し目買いだ!戻り売りだ!くらいシンプルでも絶対に勝てないんですけど、どっちかといったらそっちの方が近いです。
今日はFXで勝てるトレード計画の立て方と勝てないトレード計画の立て方の違いについてです。
FXで勝てるトレード計画の立て方と勝てないトレード計画の立て方の違いとは?
勝てるトレード計画は「今」見える範囲の中で考えられること。
まず勝てるトレード計画は「今」見えている範囲の中で考えられることだけ考えることです。
見えないというか、明らかなイレギュラーな値動きがある体でトレード計画を立てるのはNGです。
例えば1時間足レベルの上昇トレンドが下降トレンドに切り替わる体のシナリオとか、そういうのです。
近い未来で切り替わるかも知れないし切り替わらないかも知れない。
だけど、それは今考えることじゃないのに、そればっか考えて上昇トレンドなのに頭の中は「売りたい売りたい売りたいはあはあはあ。」みたいな売りたい魔的な発想はNGです。
それは実際に下降してから考えることであって、今考えることではありません。
勝てないトレード計画は「今」考えなくてもいいことを壮大にイメージする
妄想が膨らみ明らかに今の相場の流れを無視して、余計な妄想が膨らんでいく人は多くいます。
例えば、こうなったらこうなったらこうなったらみたいなシナリオが5つも6つもある人です。
いや、引き出しの数!って突っ込みたくなりかけますけど、それらが全部当たるなんてことはまずないわけで、それだけシナリオを立てることは返ってリスクにつながります。
「いや、何個も立てた方がいいでしょ!数打てば当たるし!」なんて思うかもですが、そっちの方が非効率だとやったらたぶん気づきます。
てか、それってたぶん朝のトレード計画だけで済ませようとしてませんか。
朝のうちにこうなったらこうなったらこうなったらって、自分の頭の中で相場を妄想して面倒くさがってエントリー前の環境認識とか疎かにして、微妙に違うのに、「これは朝立てたシナリオと一緒や!エントリー!」みたいな感じで。
その妄想する力を別の考えや行動に移すべきというか、今の事実しか見てはいけません。
感覚的になんとなくなんとなくでうまくいくなら、もううまくいっています。
明確な根拠が現れる時はどこなのか、それを考えることが大切です。
もちろん買いも売りも両方考えられる局面もありますが、実際のウェイトとしてはどっちかに比重を置いてトレード計画は立てるべきです。
今自分が見ている相場はどっちが有利なのか、どこまでは取れるのか。将来的には~って出会ってすぐ結婚のことを考えるくらい早いです。
先生が多分前に言ってた告白するならお友達から的な話です。段階を踏まないと相場に嫌われます。
トレードで勝つには「今」の時点での話が大事。
とりあえずあれこれ意識しても意味ないので、「今」だけ気にしましょう。
じゃないといつまで経っても自信を持ってエントリーできません。
今の時点で考えられるシナリオを1つ2つ考えて、それで待つ。その値動きになったらエントリー。違うなら見送り。これでOKです。
この違うなら見送りで爆上げしても問題なし。あー。これ取れたかも。なんて思うと、またそれ欲しくて何個もシナリオ立てて爆死しますから。
それだと堂々巡りですよ。
今の時点でのココまで取るが出来たら、その後の値動きの後の話はあとに考えますから。
先まで心配する症候群になると本当に危険です。
仮想通貨に群がる一般人と同じ発想です。ビットコイン1000万円いったらどうしよう。だから今買っておこう。みたいなのと一緒です。
それで負ける人大損する人が世の中大半です。
それって誰かに聞いても答えでませんし、自分で自分なりの解釈で答えを探すしかありません。
誰かが言ってたから!とか、大人の理由じゃないですからね。
偉い人が!トレードで勝ててる人が!(何を見たの?)みたいなこと言い出したらもう末期です。
そういう人がいたら「本当ですかー。」って思って、右から左に受け流すのがベストです。
無暗に全部のシナリオを立てたら結局どっちつかずの曖昧な計画になる
結局何を言いたいかって言ったら、無暗にシナリオ立てたらどっちづかずになります。
二兎追うモノはなんとか的な話です。
両方やろう絶対に伸びたとこ取ってやろうってし過ぎて、結局両方取れず爆死。
こんな風になるとやる気も削がれて、勉強すら続けられなくなります。
そんなのFXやってて一番悲しいですよ。さみしいですよ。
なので、まずは一つ二つ完璧なルール通りのシナリオを立ててそれに備えれば問題ありません。
それだけで勝てますし、負けも防げます。
で、月間200pipsは取れますし、それが慣れたら複数通貨ペア監視もできます。
ただこの段階を間違えると1通貨でスコスコに負けて敗退退場の流れになります。
とりあえずそれでまずは1カ月やって今までの強欲な何個もシナリオ立てるのとどっちが勝率いいのか、計算したら一目瞭然です。
そんなにシナリオ立てても結局反省も「ダメだった。ここが○○だから○○で○○で、○○が○○が・・・・」だと反省もぐちゃぐちゃなので、結局私は何を反省して次からはどこに気をつけるべきなのかも不明になります。
それって誰に対しての反省何ですか?っていう疑問にもつながります。
長い分書けばその分自分の血肉になるのかって言ったら、結局そんなことなくて流れます。大半。
なのでシンプルにできることからやりましょう!
FXで勝てるトレード計画を立てて安全にトレードして勝つ方法:実践編
2021年ポンド円の1月最終週の相場です。
日足の環境認識
日足の環境認識です。
日足の直前の流れは明らかな上昇トレンドです。
例の過去の最高値も抜きました。この時点で上濃厚なんですけど、すぐにそのまま上がるかどうかというのは微妙な所でした。
結果的には大きく上昇して行った所がある種工夫がない値動き過ぎたという意味でノーエントリーで、その前の売りを取ったんですけどね。
後から考えれば諸々な理由で入っても良かったかなと思いました。
上昇トレンドだから買いや!とかじゃなくてですけど。
というよりも朝1の環境認識の段階では、「売り」の方が有利でした。
そのまま想定する所まで大きく下げる可能性というか、第一、第二、第三関門的な節目があってそこを抜かずに、結果的に売りの力が無くなり大きく上昇して行った。そんな相場でした。
なので、売りはしない買いしか考えていないとかでは、そもそもがありません。
朝一の段階では売りで考えていました。
で、どこの売りを取るかを考えて、どこまで取るかも決まった計画でした。
4時間足の環境認識
4時間足です。
4時間足も同じですね。上昇トレンドです。
どこで買えるかというのは朝一の環境認識の段階では全く見えませんでした。
ここまでは売れる。ただここまで来たら危ない。だから早めに売っておかないと。という認識でした。
実際前日の安値試しに来て抜きましたしね。
で、そこからの展開が「あー。」っていう展開の相場でした。
それは1時間足でみると分かりやすかったです。
1時間足の環境認識
1時間足の環境認識です。
1時間足はもちろん全体を見るんですけど、全体を見たら上昇トレンドだから買いや!っていうのは誰が見ても分かるんですけど、じゃあどこから買いなの?手前では何で買わなかったの?
ここじゃなきゃダメな理由は?
という諸々の判断が問われます。
見てなかったとか、そういうのじゃなくて。じゃあ見てたらどうしてたの?とか、それが手前の攻防で分かります。
まずその前は売り優勢の展開でした。
まずは1時間レベルの前回安値付近、で前日の安値付近。ここまでが第二関門です。
で、その先の目標は200MA付近ですね。ここまでの展開はありえました。
ただここからがそうならずに、という所がポイントです。さらには諸々な理由が重なり、私みたいに売りポジションの残りか、もしくは新規の追っかけ売りをした人たちの損切or利確、この展開を見て新規で入る人のエントリーが重なる絶好のポイントとなりました。
この展開になったのはその前じゃなくて、ここにこの時点でなりました。
なる展開がならずに、他の理由も色々あるんですけど、だから伸びましたというのが、この上昇の正体だという振り返りです。
ただ別にここは見送ってよかったところだと個人的には思ったので、結果的に伸びた伸びないは置いといて、自分の思考が同じかどうかで、なんで見送ったのかというのも含めての振り返りを行いました。
取れた人はおめでとう御座いますというか、どの時点で気づいたのか、それまでの相場をどのように見ていたのかで、その人のトレードが分かるような相場になりました。
手前の売りを見送った理由含めてないと、うん?って感じには思いますけど、両方取れた人は単純にめちゃすごいなーという感想です。
5分足の環境認識
5分足は見ての通りの感じです。
トレンドラインを引いて入りましょう。
利確はいつも通りの奴を使うのをオススメします。(エクスパンションとか)
それでは今日はこの辺で、お疲れ様でした。