- FXで正しいエントリーポイントまで待てません。
- 待てない私は動物並みなの。。
- 俺はなんで毎回ここまで待てないんだ。
こんな風にトレードで苦しんでいる人はたくさんいます。私もそうでした。
結論言うと「ルールがない」からです。あるようでないが正しいかも知れません。
というか、その段階だとどれだけトレードしても同じことの繰り返しで自信を喪失して、はい!退場!お疲れっした!!なんて展開になるのは予想が付きます。
でも、それって能力の問題ではなくて、ルール決めの問題だと思います。ルールがしっかりしていないだけで、あなた自身は真面目で努力家でお母さん思いでとてもやさしい人・・・・・なんじゃないですか?
なので今日はそんなエントリーが早い人向けの内容です。「待て!ができるトレーダー」になる方法です。
FXでエントリーが早い人は負ける?「待て!ができるトレーダー」になる方法
ルール決めを徹底的に。
結局はルールがないから負けます。FXはルールでただ淡々と行うモノだと今は強く思います。
この形、この付近、その他諸々。全部決まってるから楽にトレードができます。損切は大事大事じゃないとかじゃなくシートベルトなしで運転するの怖いですよね?という話と一緒です。
怖いに決まってるからシートベルトします。ただぎゅうぎゅうに締め付けるくらい相場にビビっていては上達できません。その辺は自分の今のレベルに応じた厳正なるルールを定めましょう。
「あっ。ここ飛びつきたい。儲けられそう。」という感情を消せっていう方が不気味です。
そもそもFXやってる時点で金に強欲なので、その欲があって当たり前です。
でも、そうやって飛びついちゃう感情ってあるけど、ルールがなければエントリーできない、そのルールを兎に角細かく決めることで抑制というか、入りたいけど入れない状態を作れます。
結果的にそこが伸びても、「ルール通りじゃないから入れない。」と納得でき、自分のトレードパフォーマンスのレベルを熟知していたら正直負けもありえることを許容して淡々とトレードできます。
だって変な値動きする時もありますからね、特にポン円は(当たり前の話ですけど)
この何故変な値動きをするのか?に対しても答えが必要です。上がりきった所だから下がりきったところだからで解決できないモノを放置していても解決は一生できません。
「できない時」と「できる時」を明確に。
トレードができる時なできない時があります。(当たり前ですけど)
それがなぜできないのか?これも明確にする必要があります。形が出てもできない時、逆にリスクがある時でもポジションを持つ価値がある場所などの区別が感覚ではなく明確に必要です。
この明確な答えがない限り自信を持ってトレードして、大事なお金を増やすことはできません。
今は○○の○○%があるから、だけではダメです。じゃあそこでどうなったらエントリーできて、どうなったらエントリーできないのか、エントリーはできるけど、ここの場所は何故できないのかも答えが必要です。
全部決まっているからトレードはできます。逆に決まっていないと無駄にチャートを見て勝ち負けを繰り返しお金が増えていかないFX負け組ループから抜け出せません。
当然勝ったり負けたりを繰り返すゲームなんですけど、その勝ち負けの勝率から連敗率から全て弾き出せないと結果、勝てない完璧主義者みたいな人になりお金を奪われます。
ルール通りにエントリーして、目標も決まっていて結果的に伸びる伸びないは相場が決めることです。
当然思ったように伸びない時もあります。その場合はどうするべきなのかも決まっています。入り口も出口も全部全部決まっているから何があっても動じずにトレードが行えます。
ここ取れたのに~。思考をなくす。(結果論は関係ない)
その日の結果を集計します。
まだまだ成長したい人は当然自分のトレードを振り返るわけなんですけど、バイーンって伸びたところとか、結果的に爆益になったところに目がいってしまい、そこを「どうすればここ取れたんだろう。」と深く悩みます。(こういう時期ありました)
ただそれがFXの恐ろしい罠でもあります。そこで、その場面を取ろう取ろうとルールを変革させていきます。
それは後で答えに合わせに行っているだけであり、それは自分のルールではない場合かどうかの、ここでも区別が必要です。
ルール通りならいいですけど、無駄に何かのラインを引いて、あっ!ここは○○があるから入れたんじゃーん。次からは絶対に引いておこう。みたいな発想に駆り立てられて、次も同じようにいくかというとうまいこといきません。
結果、基盤がないと、それは目の前の値動きに振り回されているだけなんですよね。(止まっているチャートでも同様)
ここは伸びたけど、リスク込みの所だし仕方ない。ただここはイージー問題だったので逃してはダメだった。とか、そういう本来ルール通りである所を入らずに逃している所に着目しないとダメです。
振り返りは伸びた所をどうやって取れたんだろう。と悩むことではなく、自分のルールで取り逃した所がないのかどうかを探して取りこぼしがないかどうかを探す大事な作業です。
伸びたか伸びてないかなんて見りゃ分かるので、そんなものはどうでもいいと個人的には思います。
ルールを追加追加で増やし過ぎない。※ルールの修正はあり。
ルールを増やし過ぎるのもよくありません。
続きなんですけどね。
この時は○○も使える、この時はキリバンが、経済指標のこれは伸びるんだ!みたいに、あれもこれも伸びた所を見て、ルールを追加していくのも考えモノです。
自分の不変のルールはいつまで経っても変わることはありません。そのパフォーマンスがどんなものか分かっているので、あれもこれも混ぜては使い物にはなりません。
というよりもルールを破れば、どうなるのか破らなかったらどうなるのかを体験していれば変わることはありません。
単純に破ればお金は一時的には増えても、どっかで殺されます。しかし、破らなければお金は増えていくという体験ができます。
それは1回でも破ると癖になるので、1回でもダメです。破ったら口だけの反省とかではたぶん分からないので、お金ガッツリ溶かさないとたぶん分かりません。なので身をもってどうなるのか経験するのも必要かと思います。
同時にルールを破らなければお金は増えていくという経験を覚えられたら、もうその1回が1万でも2万でも将来的な大きな財産になります。
FXで待ち構えて仕掛けるトレード実践編!お利口さんなトレーダーを目指せ。
ポンド円2021年2月前半のチャートです。
日足の環境認識
日足の環境認識です。
日足は上昇トレンドなんて見れば誰でも分かるんですけど、一旦押し目を付けてきましたね。
で、そこの売りは伸ばせない前提で、どこから上がるのかな~という相場で、私は想定の場所よりも早く上げていきました。かくかくしかじかも重なり大上昇となりましたが、それはあくまでも結果の話で、あそこを取ろうという思考は良くありません。
というか結果の捉え方で大きく見方も変わるので、全然無理しなくていいです。
ただこっからの「買い」はしっかり仕留めたいです。それがルール的な話ですから。あそこに飛びついたら、まだ待てができていない証拠でもあります。
待てで、お手を繰り出す時はまた来ます。これが合図的なことでもありますから。
ただもう待てしてお手したいんだけど、お手出来なくなる時もありますから全部頭に入れておかないとダメです。
4時間足の環境認識
4時間足です。
日足とほぼ見方は変わりませんね。直近の高値も更新し上昇継続となりました。
じゃあどこまでか?というのは不明です。それは相場が決めることですから。しかし、ここの上昇も小さく刈っていく方がもう安全です。
高値圏なので、抜くか抜かないかは分からない所で、相場状況的には有利な「買い」を選択していますが、リスクを把握しておく必要はあります。
ココは下位足で下降挙動が出たら刈る、最高でも2分割くらいが安全でした。あのかくかくしかじかから取れた人はまだ持っててもいいかもです。
1時間足の環境認識
1時間足の環境認識です。
1時間足は入れるところはどこなのか?だけです。待てができればお手もできます。
お手するところは朝一から決まっています。ここが決まってないと待てもできません。
待てってご褒美が何すればもらえるからできるのであって、それが分からないと待てません。ワンちゃんでも人間でも一緒です。
あー、これおやつもらえるやつやん!って分かるから、待てるんです。それが分かってないと見逃すし興味も最初からないはずなので相場を観察できません。
で、それはここ。
ただ1回ひげで戻されましたけど逃げちゃだめですよ。というかそれは目の前の動きしか見えてないですから。
耐えるというか建値で戻って来て切るなら、5分足とかでじゃないと入り直しがきません。そうするとまたリスキーですから。
5分足の環境認識
5分足はトレンドライン引いて入りましょう。
こんな感じでしっかり待てができる理由、ご褒美の形をまちましょう。
待て、お手、までできればこれからあなたも立派なわんころですワン。
今日はこの辺で締めます。お疲れ様でした。