FXをやりたいけど私ってFXに向いているのかな。
どんな人がFXに向いているのかな。
結論を言います。
FXに向いている人の特徴は「特にありません」。
キーワードは「あるに越したことは無いが…」。
FXに向いている人の特徴
FXに向いている人の特徴は特に無いのですが、強いて言うならば「これ」というのをお話します。
FXを大好きになれる人
これは当然の話ですが、何事も好きなものには一生懸命になれる。
その好きな度合いが高ければ高いほど良い。
好きなので当然上手になる為に色々と工夫をしたり勉強したり必死になる。
必死になったとしても好きな事なのでそこまで苦痛を感じることなく楽しく毎日出来る。
あまり良くは無いですが、寝る間も惜しんでやるなんてことも出来ちゃったりする。
FXに限らずどんなことでも一緒ですよね。
素直な人
一途な人素直な人。
これはFXに向いている人かどうかにおいてはとても大切な事。
FXのプロトレーダーになる為にはまずFX自体を学ぶための先生が必要です。
分からないことを独学でやってプロトレーダーになれるほどFXは甘い世界ではないですから。
で1人の先生にFXを教わると決めた際に素直な人は先生の教えを真っすぐに吸収することが出来る。
先生の教えを真っすぐに吸収出来るからこそ早く成長する。
小さな子供とかだと興味のあることには脇目も振らず時間を忘れてジーっとそれ自体を観察したりして意外とすぐに出来てしまったりしますよね。
でもFXをやる人は基本的には大人が大半だと思うのですが、この素直さを出来ない人は結構いる。
もちろん私もそうなんですが、それは何ででしょうか。
自制心が強い人
FXはメンタルが強くないと勝てない。
とうのはあるある。
でも実際にはFXにメンタルは関係ありません。
ただ、FXの手法にはルールが存在すると思いますが、これを必ず守るという事もとても大切。
自制心が強い人は守らなければいけないことをしっかりと守れる。
ちょっとやそっとじゃブレない。
ルールを守れるからこそ勝率が高くなる。
勝率が高くなれば勝てる自信にも繋がります。
信仰心が強い人
別にFXは宗教では無いんですが、先生からまずFXを教わるわけです。
信仰心が強ければその1人の先生に対して没頭出来る量が普通の人よりも圧倒的に多いはず。
そうなると先生から教わる手法はもちろんの事、普段から教わる一言一句を逃さないように何度も何度も頭に刷り込んだりします。
そしていつか完璧に先生に洗脳される。
FXにおいては先生に洗脳されるのはとても良い事。
正しい事を教えてくれる先生と同じことが出来るようになれば当然FXで勝てるわけですから。
信仰心が強ければ他の物なんかには目もくれないはずなので余計な雑念が入らない。
ただ、これは先生の教えが正しくなければいけないという前提はありますね。
もし正しい事を教えてくれない先生に信仰心から洗脳を受けてしまった日には大変な事になるのかもしれない。
しっかりと事実ベースから先生を選びましょう。
上達が早いか否か
FXに向いている人の特徴すべてが備わっていたらきっとFXで勝てる。
これらの特徴は置き換えると人それぞれの才能とも言えます。
才能があれば凡人よりも当然上達は早いでしょう。
これは当然の話。
でも才能のある天才みたいな人がすべてのプロトレーダーなのかと言われればそうでは無いと思います。
確かにそういった人それぞれの局面みたいなものはあるかもしれません。
極端に素直だけどそれ以外は持っていない。
極端にFXが大好きなんだけどそれ以外は持っていないなど。
1つの向いている特徴を持っていればそれだけ上達は早まる。
でも凡人でも時間はかかるかもしれないですが、上達はする。
要するに遅いか早いかの違いだと思います。
FXに向いている人じゃなくても出来る相場解説
FXに向いている人じゃなくても出来る相場解説をしていきましょう。
2020年10月27日ポンド円。
環境認識
いつも通り。
お付き合いするならお友達から。
FXやるなら環境認識から。
4時間足
一番目立つのは高値からの下降。
その後の上昇は下降の戻しに見える。
そして下降FR50%付近まで到達してから一旦下げてその後上昇するも高値を更新出来ずに下降してきたところ。
単純に考えると下降の戻しが終わって再下降しそう。
ということは狙うべきは売りなんじゃないか。
1時間足
1時間足ではFRなどフィボナッチで参考になるのが無さそう。
というのも高値から下降した押し目からの上昇は全体の下降や上昇の中の一部でFRの使い方としては微妙な感じがします。
変にどこでもFRを使うと余計な判断材料を増やすことになり、迷いが出るので出来る限り意味のある所で使う方が良いと思います。
直前だけを見ると下降トレンド。
下降して前回もみ合ったようなレート付近で安値を抑えられて若干強めの上昇をしますがすぐに全部戻されています。
これで「あっやっぱり売りが強いんだ」ということが明確に分かります。
ではどうするか。
売りで考えて下げた所では無く、戻しから売るのが王道ですよね。
高値からの下降にトレンドラインも引けそうなのでその辺りまで良い感じに上昇してくれれば売れそうです。
エントリータイミング
環境認識から戻しから売りたいトレード計画を立てます。
200MAは水平気味なので信用は出来ない。
であれば安値からの戻しが弱いのであれば売れそう。
これはいつも機械的に考えることですが、小さく上昇エリオット波動5波でも上げられずに下げて行く値動き。
直前下降に対してのFR38.2%と200MA付近で止まるのであれば尚更売りやすい。
で実際にそうなっていますね。
そして更に分かりやすく最後は3度目の正直でも上がれなかった後の強い陰線からエントリー。
状況的にどうなのか
今回のエントリーポイントでトレードしたとして利確はどうするのか。
まずは状況を考えましょう。
1時間足での分析がここでのメインとなります。
環境認識として売りの相場ではあると思います。
ただ前回もみ合った付近で安値を抑えられて上昇するも全部戻された戻しからのトレード。
ポイントはまだ前回もみ合った付近から明確に下降はしていないということ。
もちろんこのまま付近を抜けてダーッと下げることもあるかもしれない。
ただ、よくある値動きとして安値を一度割ってその戻しで上昇出来なくて更に安値をダーッと割っていく。
であればどうするのか。
とりあえず取れる最低限の所まで取ってやめとく。
ここは絶対に下に抜けて行くからというのは「だろう」トレード。
だろうでトレードして反発を受けて何時間もチャートから離れられずに余計な事を考えたりしたことはありませんか。
であれば確実な最低限だけ取ってその後の値動きでまた考える方がトレード効率は良いと思います。
FXは向き不向きでは無い
FXに向いている人の特徴がご自身にあるに越したことは無い。
もちろんすべてではなくても1つだけでもあれば御の字。
これがあればFXでの値動き理解度の成長が早くなる。
ただ、FXに向いている人の特徴が一つも無くても大丈夫。
何もない凡人で良い。
FXで勝つためには勝てる手法を持って値動きの意味を考えてシナリオを立ててトレードする。
その時々で正しい事を出来れば誰にでも勝てるということ。
ということは正しい事が出来るようになるまで凡人であろうが学習を続ければ良い。
今は分からなくても、分かる時は来る。
向いている人よりは遥かにその時が来るのが遅いかもしれないし、失敗も多くするかもしれない。
でも失敗やじっくりと学んだ経験自体が自分を成長させる材料になります。
FXは向き不向きでは無い。
いかに自分をFX向きにさせる工夫と学習が出来るかだと思います。
FXに向いている人も現状では向いていない人も結果を同じにすればいい。
単純に学習量が大事。
これが多くの事を補ってくれます。
さあ今日もFXの学習頑張りましょうね!