FXの世界では勝てる人と勝てない人、この2種類しかいません。
その違いを理解できれば、今負け続きで散々な人も勝ち組に近づけるはずです。
今日はFXで勝てる人と勝てない人の違いをご紹介します。
ザックリな部分はありますけど、いきなり難しいこと考えても仕方がないので、まずはコレだけ意識しましょう!的な奴をピックアップしました。
FXで勝てる人と勝てない人の違いは?
上位時間足を常に意識している
まず勝てる人は必ず1時間足・4時間足・日足レベルの波の値動きを見ています。
5分足は最後の最後、見てない人も中にはいます。
5分足は5分に1回ローソク足が形成されるので、見ていてたらエントリーしたくなるのが人間という生き物です。
反射的にびよーんて伸びたら、「おっ!買いだ!」なんて思うはずです。
しかしその伸びた先には上位足レベルで思いっきり抵抗帯がある場所だったり、そもそもこの短期買いの人たちが利確する所だったりします。
そうすると負けパターンの典型、逆行であえなく損切さようならになります。
これらを回避するには上足レベルの値動きを観察する以外防げません。
スゴイ人とかになれば、5分足レベルの値動きのパターンも自分なりにあるかもですが、それのパターンは普通の人では判断が付きません。
というよりも、その努力をするくらいなら上位足レベルの値動きの意味を考察する方が遥かに有意義です。
見るのは常に上位足です。ポジポジしちゃう人は特に。
相場にトレードさせられていない(突発的な値動きに釣られない)
勝てる人は相場にトレードさせられていません。
勝てない人は逆にトレードさせられています。まんまと短期足の値動きに釣られてカモにされます。
これが起こる要因というのはいくつもありますけど、簡単に言えば「待てるか待てないか」だと思います。
勝てる人は、待って自分の考えたエントリーポイントにレートが到達したらトレードします。
負ける人は、目の前の値動きに釣られて、自分の考えていなかったシナリオで思い付きでトレードします。
前者は負けても身になりますけど、後者は負けたら身になりません。
あーやっちまった。で終了です。
このようなトレードをいくらしていても成長できませんし、自分の自己分析ができません。
ルール通りにエントリーを繰り返すから、数字で結果を見られるわけであって、それがシューティングゲームみたいなエントリーの仕方をしていても次に繋がりません。
トレード計画・シナリオが柔軟。
勝てる人はトレード計画・シナリオを柔軟に立てられます。
相場というのは規則性がある所もあれば、不規則に流れが変わる所も存在します。
大きな流れでは上昇でも、一時的に下降の流れになったり、はたまたその大きな流れさえ崩されて下降の流れに転換することだってあります。
あなたがどのようなトレードスタイルをしているかは不明ですけど、それによってもFXのやり方は変わります。
私が所属している勉強会では一律ではないですけど、20pips抜きを推奨しています。
無駄に利益を伸ばそうとして建値決済になったりすることを防ぐためにも、この考えは大事です。(人による)
あと損切についても1時間足レベルの直近の高値安値におくというのが基本的には決まりです。
それが何百pips離れていても、それを破ってはいけません。
これも結局、そのままレートが上がらなくても、その後の値動きを観察して「あー、ここから入ればよかったんだ。じゃあここから入る為には・・・」とか色々考えるキッカケに繋がります。
ここの部分を放棄すると、勝った負けたで一喜一憂して時間が無駄になるので、最初というかずっとこれでも個人的にはいいと思います。
あなたがどの程度のレベルの収支を望んでいるかにもよりますが。
トレードをとにかく厳選している。
勝てる人はとにかくトレードを厳選しています。
勉強会の先生は現在は月に数回しかトレードされないみたいです。
でもこれは理にかなっているというか、そうあるべきだと思います。
分からない相場というのは絶対的に存在して(テクニカル以外の原因で動く相場もあるから)、それを回避するためにも分からない所はやらないという選択肢はとても大事かと思います。
買う・売る・分からない。この3つで絶対的な自信がある所だけやる。だから勝率が高いというのが構図です。
週に2、3回やれば上出来で、できない人は週に1回でもいいです。
ただチャンスがなければやらずに静観、ルール通りにエントリーを繰り返す。
とにかくルール通りにトレードする。もちろん裁量判断なので多少エントリーポイントはズレることもありますが、基本的にはそこの相場観というのは勝てる時というのは同じです。
逆にそこでまぐれで勝てていたらいずれ負けるので矯正が必要ですけどね。
とにかく今負けている人は無駄にポンポントレードするよりも、何故ここはエントリー出来て、なぜここはエントリーできないのかのルールを明確にした方がいいともいます。
そこが仮に自分のタイミングより少し前に伸びても、ここはこうならないと入らないと決めていたからシナリオ通り。残念でしたで、そこの場面は終わりです。
そう考えないと、また追っかけて売ったり買ったりしますから。
FXの凄腕トレーダーのチャートの見方を徹底模範!
2020年10月第3週のポンド円チャートです。
勉強会に所属するスゴイ人達のチャートの見方を模範して、自分なりにここの相場を紐解いていきましょう。
4時間足の環境認識
まずは4時間足の環境認識からです。
4時間足は200MAを再度試してきて上抜いてきました。
直前までは下降の流れだったのですが、それを否定する強い上昇の流れへ。
そこから細かく調整の下降の波が続いています。
こうなったらいつもの押し目買いですね。
ただし、上昇したとしてもいつまで続くかは分かりませんし、なんだったら日足レベルではまだ下降の流れですから。
直近の最高値付近まで取るしかありません。それ以上伸びても伸びちゃったねでお終いです。
とりあえず現段階で紐解けるのは一時的な上昇の流れということです。
1時間足の環境認識
続いて1時間足の環境認識です。
1時間足は上昇の流れが綺麗に出ています。
直近の値動きだけ見ると上下に振られているので、適当にエントリーすると含み損を抱えやすい場面でもあるので、シッカリと波の切りあがりを確認したい所です。
で、現段階では4時間足で説明した通り伸ばせる波ではないので、サクッと5分足レベルでいつもの奴で利確設定するのがいいかと思います。(エクスパンションのこと)
1時間足で不安な人は最後に5分足で細かく入るポイントを厳選しましょう。
5分足の環境認識
最後に5分足の環境認識です。
5分足では丁度200MAに乗っかり上昇をする値動きに変わっています。
後はお好みではあるとは思うんですけど、1回上を試した後の戻しがベストかと思います。
特にエントリーが早い人は、それを癖づけないとポジポジ病にかかってしまいますからね。
利確はいつものエクスパンションで161.8%でピッタリ利食うのがいいです。
何度も言いますが、伸ばす場面ではありませんので。
結果的に伸びてもそれは未来に生きなくなる可能性が高くなります。
結果論で言えてしまうのもFXの恐怖なので、ちゃんと自分なりの裁量ルールに従い淡々と作業を積み上げていきましょう。
今日もここまで勉強お疲れ様でした。