まさに私自身のことを言われているように思いました。
表現は厳しいかもしれませんが、重要なのは内容です。
ポジポジ病もその他のFXにおける課題も全て、覚悟を決めて自分自身で解決するしかありません。
そこを乗り越えられなければいつか痛い目を見ますし(下手すれば何度も繰り返す)、専業FXトレーダーになることはできないと考えます。
FXトレーダーとして安定して勝ち続けるために大事なこと
勝てるFX手法を手に入れること?
正しくチャート分析できるようになること?
結果の出ているFX勉強会に所属すること?
実際にFXで勝てている仲間と繋がること?
FXの学習を毎日続けること?
もちろんそれらも大事なのですが、自分自身がFXトレーダーとして成長するためには「自分自身と向き合うこと」が大事です。
上記の内容を手に入れたり実行できていたとしても、「自分自身と向き合うこと」を蔑ろにしているのであれば安定してFXで勝てるようにはなりません。
FXで勝てるようになるために必要な「自分自身と向き合う」とは?
素人FXトレーダーが自作のFX手法で独学しているのは論外なのですが、「実績の出ているFX勉強会に入会し、実際に勝てているFXトレーダーにFXの手法を教えてもらっている」のにもかかわらず成績が安定しない人がいます。
かく言う私自身のことなのですが(笑)
過去チャート分析であれば、FXのルールに則って環境認識をしてエントリーポイントを抽出できます。
しかし、FXで勝てるようになってきたとはいえ、リアルタイムのFXトレードになると成績が安定せず月ごとに波があります。
ここでいう“成績が安定しない”というのは、獲得pipsのことではありません。
極端な話ですが、「月間勝率7割で数十pips獲得」でもいいと考えます。
FXはレバレッジをかけることができるので、その成績を1年とかそれ以上、大きな変動なく毎月安定して継続できているのであれば余裕でお金持ちになれるので。
FXの成績が安定しない原因は山ほどあると思いますが、その中の一つに同じような失敗を何度も繰り返している、ということが挙げれらます。
“同じような失敗”というのは1種類ではなく、人によっては何種類も抱えている場合があります。
FXで安定して勝てるようになるためには、それらを虱潰しに地道に一つづつ解決していく必要があります。
それは人に答えを教えてもらって解決できるものではなく(アドバイスはもらえるかもしれないけれど)、最終的には自分自身で解決するしかありません。
半年とか1年、勝てるFX手法のルールに則ってトレードを続けていると、自分の傾向や癖が分かってきます。
それは人それぞれで、得意なパターンやいつもやらかす(失敗する)パターンが分かってきます。
得意なパターンはさらに研鑽して精度を高めていけばいいでしょう。
それだけでなく、安定してFXで勝てるようになるためには、いつもやらかすパターンを細かく分析していく必要があります。
余計なことを繰り返すからFXで安定して勝てない
リアルタイムでのFXトレードで余計なことをするから、FXの成績が安定しないんですよね。
振り返ってみるとエントリーするべきポイントが分かるにもかかわらず、リアルタイムでチャートを見ていると余計なことをしてやらかしてしまう。
こういう人は結構多いです。
この「余計なことをするのはなぜなのか?」ということを深く追求する必要があります。
マズいエントリーポイントだったにもかかわらず、下手に勝ててしまった経験がある
これは厄介です。
望ましいエントリーポイントでなかったにもかかわらず運良く勝ててしまった場合。
勝てて気持ち良くなっているものだから、真剣に振り返ろうとしない。
また次も同じようなポイントでエントリーして損失になる。
これでは安定してFXで勝てるようにはなりません。
FXの技術を向上させるよりも、勝ちたい、儲けたいという欲が先行してしまっている
そのような人は、チャンスを逃すことを嫌います。
チャンスは次回以降も訪れるにもかかわらず、そのチャンスを掴めなかったことに必要以上に固執します。
また、負けるとそれを取り戻そうと躍起になったり。
このような状態では、リアルタイムで正しいエントリーポイントを見極めることは難しくなります。
結果、エントリーするべきではないところで手を出してしまいポジポジ病に繋がってしまうという悪循環。
FX向きの性格に自分自身を変えることは容易ではない
FX界隈では「メンタルを鍛えることが必要である」と、まことしやかに言われています。
私はメンタルを鍛えることは必要ないと考えています。
鋼のようなメンタル(笑)の持ち主であれば、根性で余計なことをせず立ち回れるのかもしれません。
が、そんな人ばかりではない。
私自身、決してFXに向いている性格ではありません。
ちょっと上手くいかないだけですぐに取り乱すし、いつまでも失敗を引きずるし・・・。
FXを学んで3年が経ちましたが、その性格の根本は何も変わっていません。
FXを学び始めた頃は「性格を変えなくちゃ」と思ったこともありましたが、今ではそんなことは微塵も考えません。
当然のことですが、生まれてこの方数十年かけて形成された性格を変えることは容易ではないと考えます。
そんなところで勝負するのではなく、FXでは確かな技術を身につけることのほうがよっぽど大事だと考えているからです。
FXはエントリーポイントが全てです。
利確とか損切りは、そこまで重要ではありません。
上がり際、下がり際でエントリーができさえすれば、余計な含み損を抱えなくて済むし利益を伸ばすこともできます。
FXを学び始めた頃は、「いやいや、毎度都合のいいところでエントリーするのは難しいだろ」と考えていました。
しかし、私が所属しているFX勉強会の参加者の質は年々上がっており、本当に毎度惚れ惚れするようなエントリーポイントの方も大勢いらっしゃいます。
そういう方々は、余計なところでは手を出しません。
もちろん自分がやらかすパターンというのは把握しているでしょうし、やらかしそうな時の対策もしています。
いわゆる「自分ルール」が明確ということですね。
自分ルールについては、後日別個で記事を書きたいと思います。
FXでやらかすパターンの例を紹介
やらかすパターンの例として、
- エントリーが早すぎる
- エントリーが遅い
適当に例を挙げましたが、これに当てはまる人は結構多いと思います。
私自身もやらかしがちなパターンです。
FXトレーダーとしての技術的な部分の未熟さからくるものだと考えています。
「エントリーチャンスを待てない」とメンタルのせいにするのではなく、どのように立ち回るのが正しかったのか?ということを振り返ることが大事です。
先ほどの相場、実際にはどのように立ち回るのが正しかったのか?
今回は環境認識上は買い目線で5分足で買いのエントリーチャンスを待ち構えている、という前提で話を進めます。
基本的には押し目買いを狙うのですが、どのような形で押し目を形成すれば買えるのか?ということを考えなくてはいけません。
この局面であれば、200MAは一つの目安として考えられそうです。
200MAまで下降することは容易に予測できるので、200MAまでの距離がある状態ではあまり手を出したくありません。
最低でも200MAまでしっかりと下降してきたところで買いたいです。
ただそれだけでは根拠としては薄いのでエントリーするのが怖いです。
なので、次にどのような形(値動き)で下降してきたら買えるのか?ということを考えます。
その一つがエリオット波動ですね。
この局面でもエリオット波動のような値動きで下降してきていることが分かります。
早ければ、第5波まで終了した後に買ってもいいかもしれません。
さらに言えば、相場が大好きな3度目の正直で上昇しています。
そこで買うことができればベストですね。