FXは勝者と敗者が常に存在するゼロサムゲームです。
あなたが勝っている時に負けている人がいます。
その逆であなたが負けた時に勝っている人もいます。
そんな相場で勝ち続けるためには、負ける人がエントリーしそうな場所を察知すると勝てるエントリーポイントが見えてきます。
FXで勝つには負ける人がエントリーしそうな場所を察知するといい理由とは?
相場参加者のほとんどが負け組だから
ご存じの通り、FXの市場は9割が負け組の方々で構成されています。
その相場のトレーダーの割合を考えれば、勝ち組になるには必然的に負け組思考を逆手に取るというのは得策と言えます。
いわゆる初心者と言われる皆様ですね。
- インジケーターだけトレードの人とか、
- 5分足ガン見トレードの人とか、
- 追っかけトレードばっかりしている人とか、
そういう人達がエントリーしそうな場所、損切しそうな場所を探すことが、このFXというゲームではものすごく大事です。
「ここで入ったら、どこでこの人たちは逃げるんだろ~」をふわーって考えてるだけでも勉強になります。
特に5分足レベルの突発的な値動きには騙されないようにしてください。
そこはエントリープランになければまずは見送って、次の一手を考える方が勉強になりますし、未来で儲かります。
その人達の行動パターンが見えるようになるから
あとFXでは相場の中に参加しているトレーダーの心理や行動パターンを読めるようになることはめちゃ大切なことです。
このチャートの中には当然あなた以外のトレーダーもわんさかいて、あなた以外の手法や、あなた以外のトレーダーが気にしているラインやレートなども存在します。
テクニカルだけではなく、ファンダ的な要因で相場が急落したり急上昇したりすることももちろんあります。
そういったことも踏まえると、相場を一辺倒に自分都合の相場分析に当てはめて見過ぎてはいけません。
このゲームは皆様もお分かりの通り、どちらへの値動きもありえるゲームです。
ただそれが短期的なモノなのか、長期的なモノなのかということにおいての流れはある程度決まっています。
それはパターンみたいなものです。エリオット波動がその一例です。
そういった相場心理みたいなモノを考えながら、チャートを分析するとぐっとあなたの相場分析の力も上がるはずですよ!
多数派と同じ行動をしなくなる
FXで勝つには多数派になってはいけません。
多くの参加者が負け組であるFXでは多数派の行動を取ることは死を意味します。
これは誰だ見ても買いでしょ!みたいな所に小さいシグナルの転換パターンが出ていることも多いです。
その小さな部分に気づきトレードできるのが1割の勝ち組です。
もしくはトレードしない・できないと自信を持って言えるかどうかだ大事。
こうなるかも知れないで基本自分なりの憶測を立ててトレードするのがFXですが、
- それをどこで判断して、
- どこでエントリーの決断をしたのか
を考えられるようになると成長速度も上がる気がします。
とりあえずは日頃から多数派にならない選択を取ることもトレードで勝つ為には重要な気がします。
最近のコロナ騒動しかりそうですが、感染者数最多!!とかそういうテレビやメディアの報道を鵜呑みにする「多数派」にならないことをオススメします。
私が習っている先生もそういう注意喚起は日頃からしてくれているので有難いです。
別にコロナになっても死なないですし、死んだら相当運が悪いので諦めつきます。
思い付きエントリー・感覚エントリーが極端に少なくなる
FXで思い付きとか感覚と名の付くトレードは異常です。
というかそんな天才ならとっくの昔に稼げてないとおかしいので、こんな私みたいな凡人のブログを読んでないと思います。
読んでいる段階で言っちゃ悪いですが、そうってことです。(そうじゃないと信じたい気持ちは分かります)
そんないわゆる負ける人たちのエントリーポイントを探していると、
- 「あっ。ここでは飛び乗っちゃダメだな。」とか、
- 「ここは1時間足レベルで何もないから、この値動きには付いていかないぞ。」とか、
- 「5分足レベルのこの形だけで入るの?」とか、
そういう初心者の皆様が考えるようなエントリータイミングが見えてきます。
そうなると本当のエントリーポイントが逆に見えてくるという不思議も体験できます。
とりあえずは5分足は最後の最後まで見ずに、上位足の意味のある節目を見て方向性を定めてトレードするだけでも激変すると思いますよ。
FXで負ける人がエントリーしそうな場所を予測して逆に勝ちトレードに繋げる実践編
2020年9月第4週目にポンド円の良い相場場面がありました。
そこで、ここは初心者の人が入りそうだなーと思うようなところも混在していたので、思考を深めるためにも振り返っていきましょう。
4時間足の環境認識
まずは4時間足の環境認識です。
4時間足で見るべきポイントは直近の最安値はどこなのか問題です。
目立つのは長い下髭が2本飛び出ている所ですね。
そこがまずは見るべきポイントかと思いました。
その下髭を付けた波の高値を安値切り上げながらじりじりと更新してきているので、この時点で買える形になれば買いたいという思考です。
この相場で売りで入っても短期勝負になるのでオススメはできません。
大きな流れに乗りたいので買いで入りたい局面です。
1時間足の環境認識
次に1時間足の環境認識です。
200MAで一旦反発して下げていますが、直前の値動きを見ればより上昇の形がハッキリしていますね。
初心者の人はこの200MAタッチで売り!みたいなことをやりたがる傾向にあります。
私も初期の時はそうでしたし、今でも取れそな場面はつまみ食いトレードみたいな感じでやる時もあります。
しかしメインで頂く所ではないので、その辺りの線引きはシッカリしないといけませんね。
で、話は戻りますが、この局面はもう買いの選択肢しかないくらい買いの局面でした。
目立つ最安値を付けた高値ラインにも完全に乗っかってきてますからね。
トレンドラインは引いてもいいですけど、それはお好みです。
とりあえず200MAがあるから買えないという、インジケーターばかり見てトレードしてしまうのは危険な場面です。
最後は5分足でより細かいエントリーポイントを探っていきましょう。
直前までは1時間足レベルでは下がっていますからね。(最後に1時間足の陽線確定している所とかはおいしいですけど)
5分足の環境認識
最後に5分足の環境認識です。
5分足はビックリするくらいの綺麗な上昇トレンドです。
直前に1時間足の200MAに反応して落ちてきてはいますので、すぐには買えません。
しかしその下降の波が上昇に転換する所を待ってエントリーです。
器用なことはしなくても、ちゃんとここから流れが変わってますと言えるところでエントリーすればいいんです。
てか、それ以外ってギャンブルですからね!(そういう人には、こそっとこれからどっちに動くのか教えてほしいレベル)
で、ここで買ったら上位足レベルの節目(好きな所)で利確すればいいと思います。
1時間足レベルの前回揉み合った所付近とか、4時間足のそういう所とか。
そこまで見れませんっていう人は、伝家の宝刀フィボナッチエクスパンションのキリの良い数字で切ったらいいのではないでしょうか。
こういう分かりやすい所だけ月に数回取るだけでも200pipsは稼げますからね。
それは勉強会の先生も常日頃言われていますが、それはもう専業トレーダーレベルです。
無駄な損失を防ぐためにも、分からない。際どい所はトレードしないと言い切れる能力を身に着けることが大事です。
何故ここはわからないのか?という思考も同時に考えないと、避けられない値動きも存在しますからね。
FXむずかしー。。けどこらからも一緒に頑張りましょう!
ここまで勉強お疲れ様でした。