FXを初めて1年くらいになるのですが、様々な場面で「この人FXに向いてるなぁ。」と思う瞬間があります。
これは私が勉強会に入会して実際に勝てている先輩トレーダーと対話したり、日々の学習を通して感じた気づきになります。
もちろん私より後に入会された方や経験の浅い方でも、自分より才能のある人はたくさんいます。
今日はそんなこの人FXに向いてるなぁと思う性格と勝ってる人の特徴について紹介します。
まずはいい模範の人がいれば、その人たちを真似して近づける努力をすれば勝ち組に近づけると思うので是非参考にしてみてください。
この人FXに向いてるなぁと思う性格と勝ってる人の特徴
キレない。終始穏やか
FXに向いている人は感情的になる人が少ないと思います。
それは感情的になってトレードしたらどうなるのか経験で知っているからだとは思います。
感情的にトレードして、
- ナンピンしまくって口座破綻。
- エントリー根拠もないのにやけくそでトレード
- 折角稼げたお金を取り戻そうと無茶なエントリーを繰り返す
など、感情の赴くままにトレードして失敗した経験を経て「これじゃダメだ。」と気づいて今専業トレーダーになっている人はたくさんいます。
私が教えてもらっている勉強会の先生も、昔のお話を聞く限りではそのようなエピソードを過去の動画やブログ記事で語られていました。(マウス投げたり、モニター破壊する等々。)
トレードは感情で行うモノではないので、そこを切り離せないと相場で必ず痛い目を見てしまいます。
淡々とやるべきことを遂行できる
キレない。終始穏やかと付随するような内容なのですが、FXに向いている人は淡々とやるべきことを遂行できます。
トレードにメリハリがある人が多いですね。中途半端なトレードが少ない。
色々な相場によくある状況なのですが、
- 確認を十分にする必要がある局面と、
- モタモタせずにさっさと入らなきゃいけない局面
大きく分けてこの2パターンがあります。
私は中途半端なトレードになることが多いので、やっぱりまだまだだなと自身でも思うのですが、FXに向いている人はそういう中途半端なトレードが少ない印象です。
機械のごとく、その局面になったら入ることができます。エントリーポイントの精度がとにかく半端じゃありません。
本当に機械レベルというか機械以上のレベルでエントリーします。
そういうエントリー時に迷いが出ずに、「○○になったらエントリーする。」がたくさんある人が勝っている人に多い特徴な気がします。
失敗談が豊富。
なんだかんだFXに現在勝てているトレーダーは失敗談が豊富にあります。
もちろん転ばずに勝ち組になれるのがそりゃ最高で誰もが望んでいることなのですが、現実問題1回も転ばずに成功できることはないと思うんですよね。
よっぽどの大天才とか、IQ250の神童みたいな人じゃない限り。
今勝っている自分がすごいなーと尊敬する先輩トレーダーの方々も大体失敗経験が豊富にあります。
- 口座破綻2回させましたとか、
- 何百万円損失出しましたとか、
- 勝てるまでに2年以上かかりましたとか、
勝っている今のその人しか知らないだけで、苦労や失敗は多くされている方がほとんど。
そういうありがたいお話を聞くと、自分自身も毎回身が引き締まりますね。
練習量・努力量が半端じゃない
とにかく勝ってる人は練習量・努力量が桁違いです。
私自身も井の中の蛙状態の時があり、自分自身で自己満足で結構やったと思っていた時期もありました。
しかし、その練習検証量は本当にすごい人たちの足元にも及ばないという事実を認識。
- CS5000個とか、
- 3年分を何周したか分からないとか、
もうそういう次元の話。
そこから練習量に関しては私自身「数字」を意識することは基本やめました。
もちろん個々のモチベーションアップに繋がるのであれば、数を数えてもいいと思うのですが、何個何年分検証したら自動的に勝ち組トレーダーです!みたいなモノではありません。
自分自身の理解がどれだけ進んでいるかが問題で、その「数」にフォーカスする行為は意味がありません。
説明が分かりやすい。教え上手。
説明が分かりやすい・教え上手も勝ってる人によく見られる特徴です。
先生はもちろんなのですが、勝っている人は相手のレベルに応じて説明の仕方を変化させられる能力を持っています。
例えば、それは先生がよく説明で使う「上げた先」とか「落ちた先」という言葉であったりとか、ものすごく私みたいな頭が悪い人間でも分かりやすい表現だと個人的に思っています。
だからどうしなきゃいけないの?がすぐに何パターンか出てくるので、行動がぶれません。
当然、自分がトレードする時も無駄に難しく考えると判断が遅くなるので、トレードへの弊害しかありません。
いつでも迷いなく判断が下せるように、理解しやすい言葉で覚えておくことが大切です。
もちろん誰かへの説明も無駄に難しい言葉で説明して伝わらないよりも、わかりやすく簡単な言葉で伝える方がアウトプットとしての効能も高いと思います。
事実ベースでしか行動しない。
最後の特徴としては事実ベースでしか行動しないという点です。
勝ってる人は常に相場の事実しか見ません。
- ここは抜けるだろう。
- ここから上がってくだろう。
- ここは下がってくだろう。
の不確定な判断がありません。
トレードは事実だけを見て行うモノなので、チャートの左側の部分が一番大切です。
「過去にどういう値動きがあって現在のレートを推移しているのか。」その事実だけがトレードの判断材料なので。
事実以外のモノを判断材料にしてトレードをしている時は、大抵死亡フラグなのでご注意ください。
FXでは直近の確率が高い未来しか基本予測できません。
もう今は変えることができない事実である過去の情報から、直近の未来だけを予測するのがデイトレーダーのお仕事です。
これからも勝ち組トレーダーを見習って全て事実ベースで行動するように努めましょう。
FXに向いている人がやるトレードはこんな感じ!実践編
2020年7月の3週目のポンド円の相場です。
私はFXに全く向いてませんが、勝てているスゴイ人達はこんなところでトレードしてましたよ!っていうトレードをご紹介します。
4時間足の環境認識
まずは4時間足の環境認識からです。
4時間足は上昇のFR半値から急上昇し、そこから少し調整の横ばいの波が入るのですが、明確に更に上げてきた場面です。
で、前回大きく下降した付近、下降のFR半値付近で失速。
買うにしてももうレートは「上の方」ですし、なんだか微妙な感じですね。
頭の中には一段下げるかも?の値動きも想定しておかないとやられる場面です。
過去に落ちた所は未来でも落ちやすいですからね。注意はしないといけません。
1時間足の環境認識
続いて1時間足の環境認識です。
1時間足では明らかな上昇エリオット5波と分かる綺麗な上昇の波が出ていますね。
しかし直前では高値が更新できないジグザグの波で下がってきました。
本命は買いなんですけど、一旦下がりそうな気配を感じる場面です。
じゃあどこまで下がるのかって話なんですけど、それは未来の話なので分かりませんが、とりあえず直前の上昇の起点のFRをいつも通りあてて38.2とかその辺りまでの戻しを見るのがお決まりのパターンですよね。
ただもっと下までガーっと下がる可能性もあるので、それは値動きを見て対応しないといけません。
とりあえずレートはもう「上の方」なので無理に何かするのは怖い所という認識がないとダメな所です。
あと相場というのは1回気になる高値を確かめて、もう一度再度その高値を試しに行ってからトレンド転換するならトレンド転換するという流れがよくあります。
1回そこから反発して、何も複雑な値動き無く下がっていくという単純な値動きの方が少ないという事実はあります。
なので、一旦の下げはあっても基本の本命の目線(買い目線)は明確な下降があるまでは継続しておかないとやられます。
FXって本当に複雑ですよね。(この中で飯食ってるプロがいるからしょうがない話なんですけど。)
5分足の環境認識
で、最後に5分足の環境認識です。
直前の下降は高値切り下がりの形で最後の最後に売れそうな形になってますね。
本当に直前の直前まで買い相場なのでしつこく同じ付近から買いが入ってきているので分からない相場だったのですが…。
基本順張りで考えるのが基本なので、買いで取るのが王道です。
しかし何度も言いますがもう「上がった先」「上の方」なので、この値動きは想定しておかないといけません。(パターン的な奴)
最後のやっぱり出たかというV字上昇が発生しました。(1時間のFR半値付近から)
もう上がった先なので、もたもたせずに下から入るのがいいかもです。でも、直前の下降の勢いが強いので損切覚悟ですけどね。
ちょっとそういう不確定要素があると怖いっていう人は、完全にその下降分を埋めきった後でもいいかも知れません。
やっぱり既定路線に戻ります!と確認出来た後に入る方が安全ですからね。
上の方に行けば行くほどリスクは増えるので、伸ばし過ぎずに20~30pips取ったら手じまいしましょう。
FXに向いている人達は、こういう相場でも売りでも買いでも全部取る変態的スキルを持っています。
しかし、凡人(私みたいな)でもこの中の1つでもチャンスを掴めれば月200pips取れます。
確実性を重視したトレードの方がトレーダーとしては長生きできますし、精神的にも楽です。
あとはあなた自身の性格と相談して、自信のトレードスタイルを決めていきましょう!
ここまで勉強お疲れ様でした。