このグラフは今年のFXの成績を現したものです(こんな機能があったのね)。
今年はリアルトレードで資金2倍どころか、気が付けば3倍以上に資金が増えていました。
年始からしばらくは余計なことをしていたので横ばいでしたが、原点に戻って教えられた通りに取り組んでからは右肩上がりの成績を残すことができました。
結果論ですが、余計なことをして遠回りしたこともいい経験だったなと思います。
先生が推奨していない”余計なこと”をすると、どのような結果になるかということを身をもって経験できたので・・・(笑)
FXで勝てるようになった今でも、100%満足できるFXトレードはほとんどない。
月間であればプラスで終えられるようになってきました。
現在の私の月間勝率が70~75%くらい。
あまり調子が良くない月で勝率60%くらい、調子が良ければ勝率100%です(バラつきが大きいのが現在の課題の一つです)。
しかし、今でも100%満足できるFXトレードはほとんどありません。
振り返ってみると、何かしらの不満が残るFXトレードが大半です。
以前と比べると少なくなってきたとはいえ、今でも自分でも情けなくなるような失敗や大きめの損失を出すこともあります。
利確や損切りはもちろんのこと、FXで一番大事なエントリーポイントでもまだまだ不満が残ることが多いです。
環境認識やシナリオ作成にしたって同様。
エントリーした直後に逆行することなんてしょっちゅう。
利確をした後にグイグイ伸びていくこともしょっちゅう。
損切りをした後に戻して当初の目的地まで到達することもしょっちゅう。
シナリオとは真逆の値動きをすることもしょっちゅう。
相場は毎度自分が思うようになんて動いてくれません。
災害はしょうがないと思えるのに、なぜFX(相場)に対しては感情的になるのか。
台風や地震、津波などの災害が危険なものである、という認識がある人であれば災害に無謀に立ち向かおうとは思わないはずです。
だって死んじゃうから。
「台風や津波がきます」という予報があれば安全な場所へ避難し、過ぎ去るのをただただ待つことしかできません。
FXも同じです。
一個人FXトレーダーの力では、相場の流れを変えることはできません。
下手なポイントで買ったり売ったり損切りをすれば、利益になるどころか損失がかさみます。
下手をすれば口座破綻まっしぐら。
自分買いたいから買うのではなく、買いの相場だから買う。逆もまたしかり。
危ない相場では下手に手を出さずに大人しくする。
これらが実行できるから利益を積み上げることができます。
それなのに「なぜ思うように動いてくれないんだ!?」と、FXに対しては感情的になってしまうことが多々あります。
それではいつまでもFXでは勝てるようになりません。
逆行して大損ぶっこいて泣き叫ぼうが怒鳴りつけようが、相場様は変わらず無慈悲に動き続けます。
いくら抗って文句を言っても、その事実が変わることはありません。
凡人がFXの世界で生き残るためには、感情的になり抗うことをやめる。
才能豊かな天才FXトレーダーであれば、どのような相場でも対応できるのかもしれません。
しかし、私は凡人以下のチ○カスFXトレーダーです。
誰でも利益を上げられるような簡単な相場でしか勝てないし、誰もがアッと驚くようなFXトレードはできません。
出来ることは、自分はカスだということを認めてコツコツと利益を積み重ねていくことのみ。
なので、相場に抗わず流れに乗ったFXトレードをすることを意識することが、FXの世界で生き残るためには重要になります。
足るを知る、ということなのかもしれませんね。
100%満足できるFXトレードができなくても、100%に近づける努力は必要。
とは言え、人間なので大なり小なり感情的にはなってしまうと思います。
勝てば嬉しいし、チャンスを逃したり負ければ悔しい。
当然の感情です。
ただ、そこで完結してはいけません。
毎回のFXトレードの改善点を抽出し、将来に活かせるように努力する。
100%満足できるFXトレードを目指す。
これらはFXトレーダーとして必須です。
ということで、今週のFXトレードを振り返ります。
FXトレード紹介(ポンド円)
買いで合計80pipsほど獲得しました。
思うような値動きにならずしんどい思いをしましたが、個人的には目線は買い一択だったのでしばらく保有しました。
何とか利益にはなりましたが、エントリーポイントは改善の余地が大いにありそうです。
今回はこのトレードを振り返ってみたいと思います。
4時間足(ポンド円)
4時間足は全体的には上昇の力が強いように見えます。
しかし、直近の強い下降がとても目立ちます。
大きな戻しなく、時間をかけずに一気に下降してきました。
200MAもあっと言う間に下抜けてしまいました。
とは言え、この下降が永遠に続くことはなく、どこかで一旦落ち着くはずです。
では、どこでこの下降が落ち着くのか?
この局面であれば、フィボナッチリトレースメント(FR)を使うことができそうです。
FR38.2はスルッと下抜けてしまっていますが、FR61.8は明確に反応していることが分かります。
この下降が一時的に戻すのであれば、ここがそのポイントではないか?ということが考えられそうです。
1時間足(ポンド円)
1時間足は下降トレンドです。
大きな戻しなく、ガタガタガタっと下降してきていますね。
値動きだけを見ると、買うのは怖い相場状況のように思えます。
しかし、4時間足レベルのFR61.8に達してからは、これまでと明らかに値動きが違うことが分かります。
とても強く下降してきていたものが、4時間足FR61.8に達してからは横ばいに変わっています。
ここで注意しなくてはいけないのは、上位時間足レベルのFRやFE、200MAなどは、下位時間足では線ではなく太い抵抗帯であるということ。
なので、1時間足の直近は4時間足FR61.8という抵抗帯の中でもみ合っている状態である、と考えます。
4時間足のFR61.8に達してすぐは売りを狙う局面であると考えますが、そこでしつこく止められるようであれば様子を見るか買いに切り替えることも必要かもしれません。
いわゆる「よく分からないゾーン」に入っているので、トレードするのであれば「出来るだけ上から売って、出来るだけ下から買う」ということは徹底する必要があります。
個人的には、ココからの下降が止められた時点で買い目線に絞りました。
相場が大好きな3度目の正直から下がっていかなかったからです。
そして、5分足で良い形になれば買っていきたいと考えました。
5分足(ポンド円)
続いて5分足を振り返ります。
前日の強めの下降が一気にFR61.8付近まで戻されてきました。
この値動きで「短期的には上昇の力が強いのではないか?」と考え、押し目からのかいを狙いました。
出来るだけ下まで引き付けてから買いたい。
予めトレンドラインを引いていたので、そこに達して反発してきたところで買い。
追加でもう一発。
が、どちらも余計な含み損を抱えてしまいました。
この局面では「出来るだけ下から買う」というのが重要になってきます。
中途半端なところから買うと、今回の私のように余計な含み損を抱えてしまいます。
トレンドラインの引き方を見直してみます。
私が予め引いていたトレンドラインは、少し中に食い込み過ぎていたかもしれません。
先生に教えられた通りにもう一度引き直すと、
このように引けそうです。
これであれば余計な含み損を抱えない最高のエントリーポイントが掴めそうです。