最近、ドリルに悩まされています。
結論から言うと、この「ドリル(試練)」がForexTester等の検証用ソフトをいくらやっても、FXでは安定して勝てない理由です。
普通にチャート分析して、普通にエントリーして、普通に決済できさえすればFXで勝てる
月間であればFXで利益を残せるようになってきましたが、勝てない頃と比べて何か特別なことができるようになった訳ではありません。
FXの先生に教えられていること”だけ”が、ようやく実践できるようになった”だけ”です。
というより私は凡人以下のFXトレーダーなので、それしかできません。
FXの先生に教えられた通りに、普通にチャート分析して、普通にエントリーして、普通に決済できさえすればFXで勝てます。
この「できさえすれば」というのがキモで、これをず――っと続けることができれば安定してFXで勝つことができます。
逆を言うと、それができなければ安定してFXで勝つことは難しいということです。
ForexTesterだけでは安定して勝てない理由「FXは私生活とは絶対に切り離せない」
仕事が忙しくなったり、病気になったり、不幸事があったり、彼女(彼氏)に振られたり、喧嘩したり。
当然ですが、そういったことが起こると平常心ではいられなくなります。
特に専業FXトレーダーであれば、仕事やプライベートの良し悪しというのは大きくかかわってくるのではないでしょうか。
ムカつく上司に小言を言われたり仕事が上手くいかないと、やっぱりFXにも影響してきます。
私的な事情が入ってしまったような気もしますが(笑)、平常心でいられなくなるとFXでは碌なことがありません。
特にFX学習中の身であれば、ちょっとしたことで調子を崩してしまいます。
イライラしてまともなチャート分析ができなくなったり、無茶なトレードを繰り返したり、ビビってポジションを保有できなかったり。
こういった様々な弊害が現れます。
FXと私生活の兼ね合い、付き合い方を考えることは、FXを学び続けて勝てるようになる上で必須です。
ForexTesterではチャートを分析してエントリーから決済までを行う、という点に関しては練習することができるのかもしれませんが、上記のようなことを経験することは絶対にできません。
これがForexTesterをいくらやっても、安定してFXで勝てるようにならない理由です。
FXで「ドリル(試練)」は解決しない限り定期的に課される仕組み
今現在私が悩まされている「ドリル(試練)」は、FXではなく私生活上におけるものです。
正直、このドリルに関しては、これまであまり深く考えることなく見過ごしていました。
「まあ、FXとは関係ないし」と。
しかし、最近になってこのドリルが発生する頻度が高くなっていることに気が付きました。
期限付きですが最近仕事が忙しくなり思うように事が進まない、FXに時間が割けないことも関係しているのかもしれません。
それだけであれば別段気にしないままだったのかもしれませんが、FXにも強く影響を与えていることにも気が付きました。
それまでは発生頻度も低かったので気が付きませんでしたが、発生頻度が高くなることで「あれ?これってもしかしてFXにも関係しているのでは?」という感じで。
案の定、過去を振り返ってみると、FXで調子を崩す時には大体そのドリルが関わっていることが分かりました。
厄介なことにこのドリル(試練)というのは、他人には解決することはできなくて、自分自身で問題点を抽出し解決策を考えていくことでしか克服できません。
しかも、一過性のものではなく定期的に訪れるという代物。
さらに、次々と新しいドリルが与えられるという(笑)
腰抜けホ○ス王子みたいに他人に解決させる訳にはいかない、ということです(何の話?)。
ドリルがFXに関係しているのであれば、それを解決できなければ一生安定してFXでは勝てるようにはなりません。
もちろん、ForexTesterでも解決することはできません。
FXで「ドリル(試練)」は対症療法ではなく、根治療法的な考えで解決する
ドリルを解決するにあたって、メンタル(笑)は必要ありません。
心を強くするといったようなメンタル(笑)を鍛える行為は対症療法であって、ドリルの根本原因を解決できている訳ではないからです。
一過性のものであればいいですが、ドリルは根本原因を解決できるまでは繰り返し訪れます。
解決するためには、ドリルの原因や解決策ついて深く考える必要があります。
とはいえ、そう簡単に原因や解決策が見つかるわけではありません。
ノートに考えを書きなぐってみて少しずつ頭の中を整理することで見つかるかもしれないし、人と話すことで見つかることもあります。
これだ!と思って取り組んでみても、しばらくしてようやくそれは間違いだったことに気が付いたり・・・。
容量がいい人はこういうところでスマートに解決していくんだろうなぁと思ってみたり・・・。
面倒くさいしいくつも解決しなくてはいけないので、多くの人がこのドリルを解決するのを諦めてFXから去っていきます。
勿体ないですよね。
けれど、自分自身で解決できないドリルは与えられません。
時間はかかるかもしれませんが、地道に取り組むことで必ず解決できます。
ForexTesterは使わず、今週の相場を振り返ってみる
今週はチャート分析が思うようにできなかったので、この機会にどのように分析すればよかったのかということと、自分であればどこでエントリーできたのかを振り返ってみます。
ForexTesterを批判するわけではありませんが、こうやって1週間の振り返りをきっちりする方がFXトレーダーとしての力になると信じて私は学習を続けています。
日足
基本的には日足を分析することはありませんが、現在の相場は日足も参考になるので少しだけ見てみます。
赤い縦線が週の始まりです。
直近は上昇の力が強いことが分かります。
目立つ下降に当てたフィボナッチリトレースメント(FR)の61.8は上抜けています。
しかし、上昇起点の山に当てたフィボナッチエクスパンション(FE)の100.0で反応しているように見えます。
もしかすると一時的に下げてくるのかもしれません。
4時間足
強い上昇トレンドです。
基本的には押し目からの買いを狙いたいですが、上昇した先っぽ、且つ上位時間足の節目となりそうなポイントに達しているので注意が必要です。
下側TLが引けるので、そこまでは下降してくるかもしれません。
1時間足
上位時間足同様に、直近は上昇の力が強いです。
しかし、日足の節目となりそうなポイントで反応しているので、週の初めは「もしかするとここから下がってくるかもしれないぞ」と考えていました。
では、下降するのであればどこまでか?
わかりやすいのは1時間足の200MAですね。
しかし、週の前半はシナリオに反してグイグイと上昇してしまいました。
これで、個人的にはよく分からない状況になりました。
その後、様子を見ていると、想定していたよりも数日遅れて下降してきました。
ここでようやく「200MAまで待ち構えての買い」が考えられます。
5分足
5分足を見ると、1時間足ファーストタッチでの買いができそうです。
ここで買うのであれば、上がってくるのを待たずに出来るだけ先っぽで買うのがポイントです。
そして、利確は欲張らずに20~30pips取っておしまい。
次に、もう一つのエントリーポイント。
このポイントは、トレンドラインから下がらないことを確かめて買います。
先ほどの買いとは違い、トレンドラインで下降が止まって上昇してきたところで買います。
最低でも直近高値くらいまでは取れそうです。
今週1週間で個人的に自信を持ってエントリーできそうなのは、この2つくらいでした。
来週はどのような相場になるか楽しみですね。