「FXで大損ぶっこいてちょっと弱気になった」という記事を書いた
先日「FXで大損ぶっこいてちょっと弱気になった」という内容の記事を書きました。
今回の記事は、その続編です。
2020年8月下旬のポンド円は、個人的には難しく感じました。
8月4週目までは、絶好調で全勝。
しかし、8月下旬は環境認識をしてシナリオを立てても、それに反する値動きばかり・・・。
常勝FXトレーダーであれば上手く対応できるのかもしれませんが、私はポンコツFXトレーダーなのでやらかしてしまいました。
大損をぶっこいて、8月の利益の大半をぶっ飛ばすことに。
FXで月間プラスで終えられるようになってきたとはいえ、大きめの損失を出すとトータルではプラスと分かっていてもゲンナリします。
私が所属しているFX勉強会には優秀な同志が多いので、余計に・・・ね(笑)
FX学習者にとって「弱気になること」は成長を阻害する
FXを学ぶ上で「弱気になること」には気を付けなくてはいけません。
- FXの学習をする気力がなくなる
- 冷静にチャートを分析できなくなる
- エントリーしても余計なことを考える
- 周囲に目が向くようになる
等々、碌なことがありません。
特にFX学習者は弱気になりやすいと思います。
FXを諦める人は、なぜこれほどに多いのでしょうか。
理由は様々だと思いますが、その一つに「思うように上手くいかない、勝てない」ということが挙げられます。
経済的自由を手に入れるためにFXを始めた人が大半でしょうから、上手くいっているのに諦める人はいないですよね。
そのまま続ければ大金持ちになれるのだから。
誰でも最初は意気揚々とFXの学習に取り組むことができるし、上手くいかなくても諦めずに再挑戦するでしょう。
しかし、上手くいかないことが続くと、
「あれ?このままFXの学習を続けても勝てるようにならないのでは・・・?」
「周りはFXで勝てるようになっているのに、自分は・・・。」
と、だんだん弱気になっていき、そしてフェードアウトすることに。
FXあるあるですよね。
私からすれば、
「たかだか半年や1年上手くいかないくらいでなんじゃい!」
という感じです(笑)
勝てるFX手法を手に入れて正しい学習を続けていれば、必ずFXトレーダーとしての実力は向上します。
上記を満たしている人は、自信を持って学習に取り組みましょう!
FXの神様は、FX学習者にはちょっぴりイジワル
FX学習者には、FXの神様が定期的に試練(ドリル)を与えてくれます。
「おぬしは本気でFXで勝てるようになりたいのか?ならばコレを解いてみせよ。」と。
FXの神様はちょっぴりイジワルなので、本気度を試してくるんです。
一つのドリルを解き終わったら、しばらくして次のドリルを渡される。
ドリルを解き終わるたびに、FXトレーダーとしてレベルアップできます。
しかし、途中で挫折したらそこで試合終了。
ずっとFXで勝てないまま。
その試練(ドリル)というのは、その人に解決できないものは与えられません。
その人の現在のレベルに合わせて、頑張れば解決できる試練(ドリル)だけが渡されます。
私はFXの神様によっぽど愛されているのか、FXを始めた直後からしょっちゅう試されているように思えますが・・・。
FXで勝てない、上手くいかないと思ったら、
「FXの神様が試練を与えてくれているんだな」
「この試練をクリアすればFXトレーダーとしてレベルアップできるぞ」
と思ってください。
時間はかかるかもしれませんが、必ず解決できる試練(ドリル)です。
とにかく、FX学習者は弱気になったら負けです。
今週も、もしかするとちょっと調子に乗っていたのをFXの神様に見られていたのかもしれません。
えいっ!と、試練(ドリル)を顔面に投げつけられたような気がします。
ド○クエ7の神さまの攻撃も容赦なかったなぁ・・・。
「難しい相場だった」で終わるのではなく、FX学習者がするべきことはしっかり振り返ること
FXで上手くいかなくて弱気になっても、過去は変えられません。
しかし、しっかりと振り返りをして、
「どのようにチャートを分析するのが正しかったのか?」
ということを明確にしておけば、将来同じような相場が訪れたときには上手く立ち回ることができます。
ということで、今週の相場をもう一度振り返ってみます。
ポンド円1時間足
赤の縦線が週の始まりです。
正直、この時点では全然わかりませんでした(笑)
個人的には、直前の下降が想定外(余計)でした。
下がってくるとしても、ここまで下降してくるとは・・・という感じで。
1時間足では、
「直近安値も抜けてきているしどちらかといえば売り目線かな」
という感想を持ちました。
ポンド円4時間足
上昇トレンドです。
基本的には押し目からの買いを考えたい局面です。
とはいえ、前回強い売りが入ったポイントに達しているので、買いもそろそろ怖いとは考えていました。
しかも、直前の値動きを見ると3回止まってからの下降です。
もしかするとここから下降していくかも、という予測は立てられそうです。
ただ、あまりにも根拠が薄いので、売るのであればもう少し根拠が欲しいと考えていました。
ポンド円日足
そこで日足を見てみます。
日足でも直近は上昇の力が強いことが分かります。
しかし、フィボナッチリトレースメント(FR)を当ててみると、FE61.8%が効いているように見えます。
下位時間足では上抜けたかのように見えますが、日足ではまだ上抜けたとは言えません。
このFE61.8を下位時間足に反映させてみます。
すると、4時間足ではよく分かりませんが、1時間足では再度意識されているように見えます。
5分足で見るとより分かりやすいですね。
この値動きを見て、
「このまま日足のFR61.8で抑えられるなら売れるんじゃないか?」
と考え、チャンスがあれば売りを狙うことに。
運命の日
そして運命の日がやってきました。
やはり日足のFR61.8が意識されています。
もうこの時点で”売り”しか頭にありません。
5分足で、日足のFR61.8と直近高値を越えられず下がってきたところで売り。
下がることしか頭にないので、自信満々で2発目もエントリー。
余裕っしょ(笑)と思っていると、全く下がることなく上昇してくるではありませんか・・・!
「いやいや下がる下がる大丈夫大丈夫・・・」
全然大丈夫ではなく、目線の切り替えができず大損切り(昇天)。
ダメですね。
調子に乗って油断すると、すぐコレ。
ただ、こういう失敗を嫌というほど繰り返してきたお陰で、気持ちを切り替えるのは上手くなりました。
ここからは、
「下がると思ったポイントからは下がらなかった。ということは?」
この失敗をヒントに再度チャートを分析していきます。
もう一度、ポンド円1時間足を分析する
1時間足の直近の値動きを見ると、
エリオット波動のような値動きだということが分かります。
エリオット波動の第5波まで終了後、直前の下降を一気に覆す強い上昇が発生。
この値動きを見て、もう売りはないと判断できます。
もしここから上昇するのであれば、どこを目標として上昇するのか(目的地)を予測しなくてはいけません。
日足に目的地のヒントがあった
フィボナッチリトレースメント(FR)の他にも、目的地を予測するのに使えそうなツールがあります。
フィボナッチエクスパンション(FE)ですね。
普段は使わない数値なのですが、今回の相場であればFE100.0が使えそうです。
一先ず、日足のFE100.0を目指すのではないか?という予測が立てられました。
後は分かるパターンになれば買っていくだけですね。
その結果、
ゴーール!!
個人的には得意なパターンだったのでしばらく保有しました。
思惑通り日足のFE100.0まで伸びてくれて、120pips獲得できました。
このトレードだけでなく、他にも日足のFE100.0に達するまでに買いで利益を上げ、合計200pipsくらい獲得できました。
FXの神様からの試練を諦めずに解決していると、時々ご褒美もいただけますよ!