FXを始めて何年も経ったけれど、一向に勝てるようにならない
- FXで勝てるようになりたいけれど、何を勉強したらいいのかわからない。
- FXで勝てるようにならず、聖杯を求めてジプシーになってしまっている。
今回はそんな人に向けて、万年勝てないFXトレーダーを脱却するための「FXの勉強方法」を教えます。
まずは「勝てるFX手法」を手に入れる
第一にやらなくてはいけないのはコレ。
FXで勝てていない人の大半は、この段階で躓いています。
“万年勝てないFXトレーダー”から脱却するためには、まずは「勝てる(再現性のある)FX手法」を手に入れる必要があります。
間違っても「勝てていない素人FXトレーダー自作の手法」はダメです。
勝てるFX手法を手に入れていないのに、いくらFXの勉強を続けても結果は出ません。
手っ取り早いのは、実際に勝てているFXトレーダーから教わるということ。
しかも、その人だけしか使いこなせないような難解なFX手法ではなく、実際にその手法を教わり勝てるようになった人がいるという事実があるFX手法が望ましいです。
ここをクリアすることで、ようやく次のステップに進めます。
独学をやめてFXの先生に教えてもらう
勝てるFXの手法さえ手に入れることができれば、独学でもFXで勝てるようになるのか?
残念ながら、勝てるFX手法を手に入れて独学で勉強しても、大半の人はFXでは勝てるようになりません。
それはなぜか?
独学で勉強をしていると、少しずつズレていってしまうからです。
自分ではその通りにやっているつもりでも、徐々に学んでいるFX手法の基本からズレていってしまう。
それ気にが付かず勉強をした結果、「あれ?真面目にFXの勉強をしているの全然勝てるようにならないじゃん・・・。」となる。
そこからジプシーになり、新しいFXの手法を求めて不毛なたびに出ることに・・・。
それでは非常にもったいないですし、いつまでもFXで勝てるようにはなりません。
そうならないためにも、FX勉強会に所属し勝てるFX手法を学ぶことをお勧めします。
実際に勝てるFX手法を開発した先生の下でFXを学ぶ。
そういう環境で学べば、自分がズレてきたところで修正していただけるので努力が無駄にならないですよね。
やるならビシッと間違いを指摘し、正しい方法を指導してくれる先生がいいです。
勝てるFX手法のルールに則って、過去チャートを分析する
勝てるFX手法を手に入れたら、FX手法のルールに則って過去チャートを分析します。
実際にそのFX手法が効くのか?ということを確かめる検証でありません。
FX手法のルールに則って環境認識をしてエントリーポイントを抽出する、というパターンを頭の中に蓄積する学習です。
私が所属しているFX勉強会では、この学習方法を「ケーススタディ」と呼んでいます。
ケーススタディの詳しいやり方についてはFXの先生や他の参加者が紹介されているので、そちらをご参照ください。
余談ですが、医療業界では新人の時にケーススタディ(事例研究、症例検討、症例報告)をやる(やらされる)職場が多いです。
ある一つの事例(症例)に関して振り返り、評価や治療等が適切だったのか等々を吟味して整理します。
当時は嫌で仕方がなかったですが(笑)、患者様に対して適切な評価や治療を選択したり、医療従事者としてステップアップするためには重要な学習であったと考えます。
もちろん新人の時はまともにできるわけがないので、最初はボッコボコに叩かれるんです。
特に私なんかはポンコツなので、毎度サンドバックのようにフルボッコにしていただきました。
しかし、それを繰り返してやっていくうちに少しずつ理解が深まり、正しい見方ができるようになってきます。
少し話がそれましたが、FXでも同じです。
最初はどこでエントリーしていいのかがわからないと思います。
買うべき相場なのか、はたまた売るべき相場なのかも判断ができないかもしれません。
ここだ!と思っても、全く違っていたり・・・。
もしくはツールの使い方すら間違っているかもしれません。
しかし、過去チャートでFX手法のルールに則ったエントリーポイントについて何百、何千と吟味することで、少しずつ正しいエントリーポイントが分かるようになってきます。
私が所属しているFX勉強会では、プロFXトレーダーである先生に毎週1人ケーススタディを添削していただく機会があります。
このケーススタディ添削は数年前から始まったのですが、なんと第一号は私なんです(笑)
当時はFXを学び始めて1ヵ月も経っていない頃で、自分なりに過去チャートを分析してはいましたが、その分析があっているかどうかもわからないチンプンカンプンな状態でした。
もちろんその時の添削はボッコボコでしたが、そのおかげで自分の間違いを自覚できたしどのように学習をしていけばいいかが分かりました。
毎日環境認識・シナリオを作成し、1日の終わりに振り返りをしよう
過去チャートを分析だけでなく、同時にリアルタイムのトレードも実際にやっていきます。
まずはデモトレードから始めます。
デモトレードで十分に勝てるようになれば、リアルトレードへ移行します。
目安はデモトレードで資金2倍(約1000pips)を達成がリアルトレードへ移行するタイミングです。
自信がなければ、デモトレードで資金2倍を何回も繰り返してもいいです。
話を戻しますが、思い付きでトレードするのではなく、事前に環境認識をしてシナリオを作成し、その通りになればエントリーします。
それ以外は見送る(すごく重要)。
そして一日の終わり、もしくは翌日に振り返りをする。
すると、見えてくるものが多くあると思います。
「あれ、シナリオとは全く違う値動きになったぞ。なぜかな?」
「シナリオ通りの値動きになったけど、エントリーできなかった・・・。」等々。
注意しなくてはいけないのは、「勝ったから良し、負けたからダメ」ではいけないということです。
FX手法のルール通りだったのか、且つ相場の分析は正しかったのか?ということを振り返らなくてはいけません。
最近のポンド円を例に挙げます。
5分足では↑が付いているところが、FX手法のルール通りのエントリーポイントです。
分かりやすいパターンになったので、私は一つ目の矢印で買いました。
この相場状況では赤丸のポイントで買っても利益にはなりますが、そこは買うべきポイントではありません。
結果的に利益になるポイントもありますが、なぜ赤丸のポイントは買うべきではないのかということは、FXで勝てていないFXトレーダーであればわからないままで学習を続けることになります。
逆に「勝てたからいいや」と間違った認識をしてしまうかもしれません。
これは恐ろしいことですよね。
「いやいや、そんなところ(赤丸)で買わねーよ!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、リアルタイムでチャートを見ていると、戻しを待つことができず上がった先で買ったり下がった先で売ったり、まだ早すぎるポイントでエントリーしたりという失敗は結構やってしまいがちです。
もしくは今回の例のように、買うべき相場で売りを仕掛けてしまったり。
勝てるFX手法とはいってもシステムトレードではなく裁量トレードなので、FXトレーダー個人がどのように相場を分析し考えるかによってエントリーは変わってきます。
それが正解なのかどうかを、勝てていないFXトレーダーが独学で気が付くことは難しいです。
そういった意味でも、指導者の下でFXを学ぶということは重要であると考えます。
これが一番大事
一番大事なことは「諦めないこと」です。
性根がすわっていないと、いくら整った環境で勝てるFX手法を勉強しても勝てません。
FXに限らず、受験や仕事等でもそうです。
途中で諦めてしまっては、万年勝てないFXトレーダーからの脱却はできません。
- 結果の出ているFX勉強会に入会し、先生の下で勝てるFX手法を学ぶ
- FX手法のルールに則り、過去チャートを分析する
- 実際にFXトレードをする(毎日環境認識・シナリオを作成)
- 毎日の振り返りをする
これらを諦めずに続ければ、必ずFXトレーダーとして成長します。
成長が遅い人でも、3年続ければ見えてくるものがあるはずです。