買いで約45pips獲得したFXトレードです。
ここでの買いは、逆張りは一切考えずに『トレンドに乗る』ということを意識してチャート分析さえしていれば誰にでも取ることができます。
私だけでなく、FX勉強会の参加者もここで買って利益を出していました。
今回は、FXはなぜトレンドに乗ることで簡単に勝てるのかということと、このFXトレードはどのようにチャート分析していたのかということを紹介します。
FXはトレンドに乗ることで簡単に勝てる
FXの王道は順張り=トレンドに乗ること
FXの王道は『トレンドに乗った順張り』です。
- 上昇トレンドであれば、押し目からの買い。
- 下降トレンドであれば、戻り目からの売り。
こんなことはわざわざ説明するまでもないくらいクッッッッソ当たり前のことで、FXトレードの基礎中の基礎です。
FXをやっている人であれば誰でも知っています。
しかし、それがわかっていても実践できない人はメチャクチャいます。
FXはトレンドに乗ったトレードさえしていれば、伸びた先っぽの下手なところでエントリーしても保有していれば利益になることが多々あります。
私が学んでいるFX手法も、基本的には順張りの考えに基づいて相場を分析してトレードします。
先週のポンド円は上昇トレンドで、下手に売りをせず「どういうパターンになれば買えるのか」ということだけを考えていればいい簡単な相場でした。
私は先週1週間で100pips以上獲得することができました。
FX勉強会内では、先週1週間で数百pips獲得できた人もいます。
素直にトレンドに乗って買いを狙っていた人にはご祝儀相場でしたが、反対に逆張りを狙って売ると大損失を出してしまったり、下手をすれば口座破綻もあり得る相場でした。
FXで勝てない人は、機械的にインジケーターばかりを見ている
私がFXで全く勝てなかった頃は、インジケーターに振り回されてろくすっぽ値動きを見ようとしていませんでした。
てか、初めは値動きを見ようとしても全然理解できなかった。
そりゃそうですよね。
私のようなFXの才能がない不器用なチンカス野郎が、勝てるFX手法を手に入れたからといって簡単に勝てるようになるほどFXは甘い世界じゃない。
値動きの意味っていうのは、自分の頭で考えて試行錯誤してチャートを分析するということを地道に毎日毎日繰り返すことで、少しずつわかるようになってくるものだと考えています(個人差はあります)。
今でも覚えているのですが、FXを学び始めの頃にこの辺りで売って大損失になり先生に指導をいただいたことがあります。
5分足だけでも上昇の力が強いのが一目瞭然ですが、さらに1時間足を見ると・・・
「この相場状況で売るバカいるの!?」と思うくらい、とっても強い上昇トレンドです(笑)
今振り返ってみると有り得ないことをしていたのだとわかりますが、当時はそれすらわからないような状況でした。
だからFXで勝てない初心者の頃は、わかりやすいインジケーターばかりを目で追うようになっていました。
FE161.8に到達したから買い!
とか、
トレンドラインに到達したから買い!
みたいな感じで。
もしかすると一時的に勝てるのかもしれませんが、インジケーターばかりを目で追いかけているようではFXで安定して勝ち続けるということは難しいです。
そうではなくて、これまでの値動きはどういう形でFE161.8に達したのか?ということをよく観察し考えなくてはいけません。
値動きを無視してインジケーターばかりを目で追っている人の特徴として、「素直にトレンドに乗っていけない」ということが挙げられます。
例えば、強いトレンドであれば大きな戻しなくグイグイと伸びていきます。
FR38.2まで戻したら・・・とインジケーターばかりを見て躊躇していると、美味しいチャンスを掴むことができないままトレンドが終わってしまった、ということになります。
トレンドに乗れずにチャンスを掴めないものだから、焦って「〇〇に到達したところで売ろう(買おう)」と逆張りの発想になるわけです。
そして、行き着く先は大損失、もしくは口座破綻・・・。
相場は行くときは行く
FXの先生の過去のブログで印象的だった記事の一つに、次のような内容のことを書かれていた記事がありました。
相場はイクときはイク・・・、もとい行くときはどこまでも行く。
私が学んでいる手法はフィボナッチエクスパンション(FE)やフィボナッチリトレースメント(FR)を使って「相場がどの辺りまで行くのか?」ということを予測します。
もしくはトレンドラインを引いて「この辺りで反発するのではないか?」と予測することもあります。
しかし、そのようなインジケーターというのはあくまでも目安であって、100%効く!という絶対的なものではありません。
例えば、私が学んでいるFX手法ではFEの161.8という数字をよく使います。
実際にFE161.8はよく効きます。
が、もちろん100%効くわけではありません。
ピッタリで効く時もあれば抜けていくときは簡単に抜けていくし、それに到達しないまま反転することも多々あります。
FXでインジケーターはチャート分析の補助に使うだけで、FXで簡単に勝てるようになるために最も大事なのは値動きの意味を理解することです。
例えば現在のポンド円のように上昇トレンドであれば簡単ですよね。
方向性がわかっているのだから、素直に乗って押し目から買えばいい。
もちろんFE161.8やFR61.8など重要な数値に達したときには注意しなくてはいけませんが、それでも基本的には押し目からの買いを考え続けます。
売る場合は重要な数値に達したからすぐに売るのではなく、明確な売りが入ったのを確かめて、その戻しから売ります。
実際のトレンドに乗ったFXチャート分析を紹介
最初に紹介したFXトレードでは、どのように相場を分析していたかということを紹介します。
ポンド円4時間足
赤の縦線が実際にエントリーしたポイントです。
左端の2000pips以上の下降が目立ちます。
この下降の後は基本的には戻したら売りを考える局面です。
その後、戻り目から下がってきましたが、いくつもの波をつけており、その力は強くないように見えます。
下降の起点にFEを当てると、
FE161.8ほぼピッタリのポイントから反転上昇しています。
さらに、下側にトレンドラインを引くと、それも効いているように見えます。
その後、200MAでしばらくもみ合っていましたが、結局下がることなく上抜けてきています。
ポンド円1時間足
上位時間足のFE161.8から200MAを上抜ける強い上昇が発生しました。
その後の値動きを見てみると、ジグザグでこれまでの下降の値動きとは違っていることがわかります。
この値動きは、まさにエリオット波動の特徴と一致しています。
- 1波は突発的な値動きであることが多い。
- 2波はジグザグの値動きであることがおおい。
さらに、2波は小さなエリオット波動のような形で動くことがよくあります。
(0)-(1)波と(2)-(3)波を比較すると下降の力が強くなっているように見えるので、ここから(5)波へ移行し止まれば買いたいと考えていました。
しかし、この場合では(5)波まで終了せずに(4)波で上昇していってしまいました。
これは上昇が強いときにはよく見られる値動きです。
このままグイグイと上昇するかもしれない、と予測していましたが、それに反してよくわからない値動きになりました。
アレ?これどうなるの?と思いながらしばらく観察していると、直近高値を上抜けてきました。
この値動きを見て、やっぱり現在はエリオット波動の3波で買いが有利だと考えました。
エリオット波動の3波は最も力強い値動き(トレンド)になることが多いです。
ポンド円5分足
この局面では、振り返ってみてもピンポイントで上昇の根元を掴むのは難しいように思えます。
値動きを追ってみると、一度200MA抜けを狙っていますが下ひげをつけ失敗に終わっています。
私はトレンドラインを引いていて、それに乗っかってきて良さげな陽線が出たところで買いました。
早い人であれば200MAから反発してきたところで買ってしばらく保有するか、確実なのは今にも上に行きそうなところで買うのが望ましかったかもしれません。