9割以上のFXトレーダーが退場すると言われるFX。
退場者の中には自殺者が出るとかでないとか…。
でも逆に1割のFXトレーダーは生き残っているということですよね。
退場するFXトレーダーと生き残れるFXトレーダーの違いは?
それは、生き残っているFXトレーダーは『鉄板エントリーパターン』を持っているということです。
高確率で勝てるFX鉄板エントリーパターンはコレ!
2021年2月2日ポンド円5分足。
赤い下矢印のポイントは、高勝率で勝てる鉄板エントリーパターンです。
勝てているFXトレーダーはこういうポイントを逃しません。
後で詳しく解説しますが、このエントリーパターンはよく見られます。
鉄板エントリーパターンといっても、毎日訪れるわけではない。
自分の引き出しの中に明確に鉄板エントリーパターンを持っていれば、後はそのパターンが訪れるのを待つだけです。
FXの相場は二度と同じ形は訪れませんが、値動きの特徴はあります。
環境認識であれば、
- トレンドといっても一直線に動くのではなく、押し戻しを繰り返しながら動いていく。
- 前回買い(売り)が入ったポイントは、未来でも買い(売り)が入りやすい。
- 戻しが強い時の値動き、そうでない時の値動き。
5分足でのエントリーパターンも同じです。
もちろん上位時間足の環境認識ありきですが、「こういうパターンになればエントリーできる!」という値動きがあります。
しかし、FXの鉄板エントリーパターンといっても、当然一つのパターンが毎日訪れるわけではありません。
数十もの通貨ペアを監視していればどれか一つには訪れるかもしれませんが、一つの通貨ペアであれば月に数回訪れるくらいです。
それを少ないと思うでしょうか。
私はそれでも十分だと考えます。
FXの目的は何?
私はFX勉強会に在籍してFXを学んでいますが、参加者の中には絶対に真似できないようなトレードをされる方もいます。
また、実際にチャートを監視していたにもかかわらずチャンスを逃して「あーやってもうた」となることも多々あります。
そもそもFXの目的は何でしょうか?
私の場合は、たくさんトレードをして多くのpipsを獲得することでもなく承認欲求を満たすためでもありません。
サラリーマンでは一生かかっても練りだせないお金を稼ぐためです。
FXはレバレッジが効くので少ない獲得pipsでも大金を稼ぐことができます。
少ない元手をある程度の額まで増やしていくためには、複利で増やしていく必要があります(いつまでも同じロットでは数十年かかる)。
(皮算用すると碌なことがないのですが)元手が数十万円でも複利で月に10%増やしていくことができれば数年で億に達します。
これは一般的なサラリーマンでは絶対に練りだせないお金ですよね。
10%ってどうなん?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、全然達成可能な数値です。
推奨されているロット数(10万円で1ロット)であれば、月に100pips程度獲得できれば達成できます。
このことから考えると、週に20~30pips獲得できれば十分ということが分かります。
週に20~30pipsでいいのであれば、週に1回のトレードで獲得することができます。
調子が悪くて数十pipsの月もあるかもしれません。
しかし、逆に数百pips獲得できる月もあるでしょうし、FXを真面目に学び続ければ上手くなって自然と獲得pipsも増えていきます。
FX、鉄板エントリーパターンの具体的な解説
5分足だけを見ても意味がないので、上位時間足はどのような値動きになっているのか環境認識をする必要があります。
ということで、まずは4時間足から。
4時間足
4時間足は100人が100人『上昇トレンド』と答えるような相場状況です。
基本的には売りは考えずに、押し目買いを狙う相場です。
ただ、「この上昇はどこまで続くのか?」ということは考えておかなくてはいけません。
少し大きな視点でチャートを見てみます。
4時間足レベルで、この上昇トレンドの起点となっている山にフィボナッチエクスパンション(FE)を当てると、FE161.8で一時的に反応していましたが上抜けてきたことが分かります。
FEの次の重要な数値は261.8です。
が、これはまだまだ上方なので、現時点では参考にならないと考えます。
また、前回強い売りが入ったポイントも重要です。
しかし、これもFE同様に上抜けてきたように思えます(あまり効いていない)。
4時間足では、この上昇トレンドがどこまで続くのかということを予測することは難しそうです。
そんな時は、日足を確認します。
日足
日足を見ると、下位時間足同様に上昇が強いことが分かります。
しかし、重要な場所に達していることも分かります。
過去に2000pips以上のとてつもない売りが入った場所ですね。
相場は、過去に売り(買い)が入ったポイントは、将来も買い(売り)が入りやすいという特徴があります。
日足レベルで数千pips下降したポイントであれば、何かしらの反応があると考えるの自然です。
ここで重要なのは「ポイントではなくゾーンで考える」ということです。
特に上位時間足になればなるほど、その傾向は強くなります。
日足の『抵抗”帯”』に達している、と考えます。
今回の場合であれば、少し上抜けて反応することもあれば手前で反応して下降してくることもあります。
この時点では上昇するのか、それとも下降するのかは分かりませんが、下位時間足レベルでは一時的に何か反応があるかもしれないと考えることができそうです。
この『日足レベルの反応』が、下位時間足ではエントリーするのに十分な値幅になり得る場合が多々あります。
1時間足
1時間足も上位時間足同様に上昇の力が強いことが分かります。
基本戦略は押し目買いですが、上昇した先っぽなので戻してくるのを待ちたいと考えます。
上位時間足レベルでは、一時的に下降するかもしれない局面です。
しかも、直前の値動きでは、下降して直近安値を割ってきています。
「売りは完全に見送って、押し目を待って買う」というのも手堅い戦略だと思います。
裏を返せば、「戻しを狙って売ることができるかもしれない」とも考えられます。
もしここから買うとすれば、どのような値動きになることが予測できるでしょうか。
一番簡単な値動きは、エリオット波動のような値動きで下降してきてくれれば分かりやすいですね。
ここからエリオット波動のような値動きで下降してくると仮定すると、赤い縦線の時点では「第2波から3波へ移行するかもしれない」という局面ですね。
基本的に売りは逆張りなのですが、第3波であれば20~30pipsは狙えそうです。
次に、「どこをを目指して下降していくのか」ということも考えます。
分かりやすい目的地は200MAですね。
また、トレンドラインも引くことができそうです。
以上の目的地に向かうと仮定して、売りを狙うことができるかもしれません。
5分足(鉄板エントリーパターン)
ここからが鉄板エントリーパターンの解説です。
重複しますが、鉄板エントリーパターンは正しい環境認識ありきなので、上記のような分析があって初めて機能します。
まず、5分足レベルでは目立つ下降(85pips)が目に入ります。
これを見てやることは2つあります。
1つ目が下降にフィボナッチリトレースメントを当てることで、2つ目が下降が止まったと思われるポイントにフィボナッチエクスパンションを当てることですね。
FR38.2・FR61.8、FE161.8・261.8までどのような値動きになるかを見ます。
FR61.8とFE161.8は近いポイントにあるので、この辺りまでどのように戻すのかは重要そうですね。
そして、実際にはどのようなな動きになったかというと・・・
5分足もエリオット波動のような値動きで上昇してきています。
しかもFR61.8とFE161.8が重なる辺りで反応しています。
FR61.8とFE161.8に達してすぐに売るのは難しいかもしれませんが、そこから一旦下降したその戻しからの売りであれば手堅いFXトレードだと思います。
利確は適当でいいのですが、逆張りなので欲張らずに直近安値(赤い星)くらいで利確するのが望ましいと考えます。